月別 アーカイブ: 9月 2008

[花散る海] 顔合わせ

劇団ZAPPA『花 hana』が一段落しましたが、本日は次回出演する11月の舞台の顔合わせでした。
いつも公演が終わると今までの感情がずっと残っていたり、2ヶ月以上顔を合わせていたキャストと会えなくなるのはやはり寂しいもので、ちょっと気持ちが落ち着いてしまうんですが、こういった次へのポイントがあると切り替えには助かりますね。

劇団花鳥風月
第17回公演 [2008年11月13日(木)~16日(日)]
『花散る海 ~途中の人 partII~』
東京芸術劇場 小ホール2


今回は海上自衛隊。イージス艦を舞台に繰り広げられるのお話しです。
劇団花鳥風月という池袋演劇祭 (第16回)にて大賞を獲得したこともある歴史ある劇団さんに出演させていただきます。前からとても興味があった劇団で、話のつくりや役者のストイックな演技に惹きつけられる魅力的な劇団です。
場所は”東京芸術劇場小ホール2″。
また芸術劇場でできるんですが今回はいつものお隣の小ホール2。つくりはほぼ同じなんで楽しみ。
ところでタイトルが『花散る海』なんですが、今年最初の舞台が『君に、桜の花の祝福を』、前回が劇団ZAPPAの『花』だったのでちょっと気になってます。僕の中での”花”3部作 (笑)。

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[最近のレビュー] 2008年7月-9月

7月-9月期のレビューまとめです。前半わりと観に行ってましたが、後半は7月と9月の出演舞台の稽古もあり失速気味だったのが悔やまれる。だけどまぁ、自分の公演が疎かになってちゃ本末転倒だしね。
映画に関しては、じっくりと楽しめる精神状態のときに観たいものを観ていきます。
映画:4本
舞台:4本

【映画】
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 – 2008年07月14日 (月)
データ:2008年/アメリカ/124分 [パラマウント・ピクチャーズ配給]
鑑賞方法:ワーナマイカル新百合ヶ丘 (8番シアター)
評価:★★★★☆
 → ただ、楽しめる。失敗なしの安定娯楽作品。
『崖の上のポニョ』 – 2008年07月20日 (日)
データ:2008年/日本/101分 [東宝]
鑑賞方法:ワーナーマイカル新百合ヶ丘 (1番シアター) [レイトショー]
評価:★★★★☆
 → とにかく考えずに感じる。期待するものはなにも返ってこないから。
『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』 – 2008年08月23日 (土)
データ:2008年/アメリカ/93分 [ワーナー・ブラザース]
鑑賞方法:新宿バルト9 (7番シアター)
評価:★★★★☆
 → 間違いない面白さ。ただし、”スターウォーズ好きならば”という条件で。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 – 2008年08月25日 (月)
データ:2007年/日本/98分 [カラー、クロックワークス]
鑑賞方法:DVD
評価:★★★☆☆
 → まぎれもなく『エヴァ』。が、それ以上ではない。
【舞台】
『2 PLAYER GAME ~ライブは1日1時間』 – 2008年7月17日(木)
東京P.R.O LIVE
[7月17日(土)]
ミニホール新宿Fu-(新宿永谷ホール)
上映時間:約90分
チケット:¥1,000
評価:★★★★☆
 → 規模とクオリティのバランスが素晴らしい。できないことをやるんじゃなくて、できることからやっていく。
『戦国HEROES』 – 2008年7月21日(月)
YANKEE STADIUM 20XX STAGE 21
[7月18日(金)~7月27日(日)]
シアターサンモール
上映時間:約195分
チケット:¥4,000
評価:★★★★☆
 → アドリブに慣れるよりも先に、物語がみたいと思ってしまう。
『髑髏城の七人 ~アオドクロ』 – 2008年7月28日(木)
劇団☆新感線
[DVDにて鑑賞]
上映時間:約90分
チケット:-
評価:★★★★☆
 → 完成された豪華すぎるエンターテインメント。
『Mist』 – 2008年9月4日(木)
dramatic theater RARA☆ vol.8
[9月3日(水) ~ 9月7日(日)]
池袋シアターグリーン Box in Box THEATER
上映時間:約120分
チケット:前売・当日 2,500円
評価:★★☆☆☆
 → もう少し物語のテンポが欲しかった。役者はみんな早いんだけど。
[まとめ]
なんだかんだいって、7月-9月にかけて2本の舞台 (『君に、桜の花の祝福を』、『花 hana』)に立っているわけで、結構なハードスケジュールだなぁと我ながら思う。しかも、もう11月の本番も控えてるという (笑)。
今回は良作が多かったッス。
特に良かったのが、
崖の上のポニョ
2 PLAYER GAME ~ライブは1日1時間
この2作かなぁ。
まぁどっちもかなり好みが分かれる作品です。
11月に出演する劇団花鳥風月さんの『花散る海 ~途中の人 partII~』も、結構好みが分かれる作品になるかと思いますが。

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[花 hana] バラシ

劇団ZAPPA恒例、打ち上げ翌日の男性キャストでのバラシ。16時集合でなんですが、まぁ打ち上げでオールしているわけで稽古の時ほど厳守ではありませんがまぁ、そこはみなさんファジーに・・・ (笑)。
ボクを含めた怪我等をしているいわゆる故障者はバラシに来なくていいといわれたんですが、足首の診察後にしっかり参加してきました。
重いモノを運ぶようなことはできませんでしたが、その他のことではまぁまぁ力添えできたかと。
バラシの後はみんなで内打ち上げ的な飲みです (これも恒例)。
当初焼き肉案が濃厚だったんですが、牛角に入荷している肉が少ないということで急遽しゃぶしゃぶに。オール後の胃袋には結果オーライではなかろうかと思ったんですが、食べ放題だったので、しゃべる暇もなくがっつり食べまくってました。
なにはともあれ、これで今回の劇団ZAPPA『花 hana』の作業はすべて終了です。正真正銘終わり。もう船堀の稽古場まで来ることもないわけですが、おわってしまうとやっぱり寂しい。
なんだかんだで、また機会があればまた参加したいなぁと思う劇団です。

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[花 hana] 千秋楽

[妛組] マチネ 12:30 []
今、現状で出来うる最高の感情が出せたと思う。そのくらい気持ちの入った回だった。
始まる前、なんだかすごく緊張していたのを覚えている。それは、ここで”山”を越えられなければ役者としての限界を感じてしまうと思ったから。
結果、自分で定めた山は越えられたのだけど、お客さんにどう映っているかはまったくの別問題。演じてて役者が気持ちいいだけじゃダメだ。だけど今のボクにはコレが一番の近道だと思うし、気持ちも入っていないのに客さんに届くはずがない。
最後のシーンで、総裁にもらったものは、山を超えるには十分すぎるほどの破壊力だった。軽々と飛んでいけた気がする。やっぱりすげぇ。もっともっと、こんな役者さん達と芝居がしたい。
どんどん上が開ける気がする。
[棗組] ソワレ 17:00 []
妛組は終わっても、棗の千秋楽は終わってません。
いい緊張感で臨めたと思うが、最後の最後で失敗したくないという気持ちから多少保守的になってしまった裏役。個人的な感情があまり介入されない役なので良かったと思うが、このムラはどうにかしないとな。
棗組の完成度自体はとてもいいものだったと思う。
2945
2945名。今回の総動員数です。
前回から500名以上の増加でもちろん劇団ZAPPA最高新記録を更新しました。純粋に公演数が増えたというのもありますが、何よりも100以下の回が一回もなかったというのがすごいと思う。平日の昼でもそんな回がなかったというのだから、本当にびっくり。
惜しくも3000名突破とはいかなかったが、劇団的には次回へのいい意味での目標になったんではなかろうか。なによりそれだけのお客様に観ていただいたということが嬉しく、そこに”金原忠蔵”として参加できたことがとても光栄であります。個人的にも得るモノが多かった舞台でした。
そんな劇団ZAPPAの次回作は来年の4月。池袋演劇祭で優秀賞をもらったことのある『猿 -ましら-』という作品。非常に楽しみである。
まとめ記事や写真は近いうちに。

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[花 hana] 10日目

本日は両プロともキャンセル待ち状態の大入りでした。
お客さんの入りで芝居が変わることはもちろんないですが、やっぱりテンションは上がります。皆様に観てもらうためにやってる役者ですから。
[棗組] マチネ 14:00 [192名]
客の入りはほぼ満員。
非常にいいテンポ、緊張感で出来ていたと思う。
モニター越しからもメインキャストの息がわかるくらい、”熱”を感じた。いい勢いをもらった。
[妛組] ソワレ 19:00 [203名]
入場者数が今回初の200名突破公演でした。ありがとうございます。
ある意味完成型とも言えるものを伝えられたと思う。しかし、中身は自分が一番よくわかっている。
妥協ではなく、周りの空気を感じながらの演技。ちょっと卑怯かなとも思うけど、手段としては非常に大切。逆に、これができないともし感情が付いてこなかったとき、どうすることも出来なくなる。
それは、ピエロのように滑稽だ。
汗と涙
今回の”金原忠蔵”役は、アンケートでも好評なようで、お客様からも声をかけていただけます。それだけ印象に残せるシーンをさらに、「もっとできる」と思っています。だから悔しい。
残りの公演数が減っていくたびに寂しさと、一種の焦りを感じています。
決して芝居は変えません。役者として。
だけど自分の中身をぶっ壊して千秋楽に臨みたい。
このままでは終わりたくない。さらに生きたい。
それだけ挑戦できる役なんだ、こいつは。

[花 hana] 9日目

最後の平日ということで11時入りに間に合わせる大学生等でごった返す電車へ。足首が痛い。
表には出さないが、朝や公演後には結構へこむくらいの痛さが波のようにくるようになった。このたんこぶのような腫れはいつ引くんだろう。本当に大丈夫なのか??
まぁ、みんなの前で痛がっててもしょうがないので、そんな時はちょっと変なテンションになるよ。見つかっても「スイマセン」と謝ることしかできないし。
[妛組] マチネ 14:00 [108名]
危ない危ない。平日昼に何とか100名割れは避けられました。ということは今回100名以下の回はもうないかも。
コレは何気にすごい。
感情の整理がしっかりと出来ていき、段取りを追うことはなくなったが、自分の中で消化できない部分は依然として頭をもたげています。何がいけないのか、”いけない”と考えること自体邪道なのか。
この答えは聞いて出るようなものではないので、純粋にお客さんや演出の反応を仰ぐほかないようです。
公演後に話しかけてきてくれるお客さんの反応を見る限り、少し安心した自分がいる。
[棗組] ソワレ 19:00 [182名]
なんだかわたわた。皮一枚でトラブルを避けているような局面がいくつかあったような気がする。下手すれば大ヤケドは必死だっただけに、終始集中しぱっなし。
それでも何事も事故がなく終えられているのは余裕が出て安定してきた証なんだろう。
そう思いたい。
動員推移
もうすでに土日のチケットもキャンセル待ち状態になってきていて、各キャストが席の確保に奔走しています。
明日は両プロともキャンセル待ち状態。すでに10名以上並んでいるそうです。
以前よりもスローな感じがしていた動員数ですが、後半に向けてしっかりと数字をのばしてきています。みんな「キャン待ち」って略すんだね、初めて聞いた。
当日の観劇予定の方はお早めに!!

[花 hana] 8日目

今日はソワレのみなので、なんと15時半入り。のんびりいろいろ考えごとしながら劇場に向かいました。
[妛組] ソワレ 19:00 [170名]
考え過ぎなのか、自分の中で消化不良。
一度できた山を越えるのはなんと難しいことか。
壁を作ってしまっているのか、それがいけないのか、もっと解放して演じたいと強く思った。
慣れ
芝居をやっている以上絶対について回るのが”慣れ”という概念。
いつもその場で、本当に真摯に役に向き合っていれば、舞台上で生きられていれば新鮮に問題なく出来るはずなんだけども・・・。そこいらがボクの役者としての上限を計る重要なファクターになるんだろうなぁ。
まだまだ、上に行ける。

[花 hana] 7日目

靭帯再生のためか、差し入れにコラーゲンの栄養ドリンクをくれる人がいる。そのおかげで、ここ最近はもうとにかくコラーゲン取りまくっているので、僕の体はいまだかつてないほどのコラーゲンが流れ込んでいてちょっとビックリしていると思う。
[妛組] マチネ 14:00 [143名]
素直に、ストレートに感情が出せた。舞台上の役者に頼ると何と楽なことか。自分ひとりですべてやろうとしないこと、その大切さを改めて感じた回でした。
それにしても、平日の昼だってのに140名以上の客の入り。すごい。
[棗組] ソワレ 19:00 [148名]
キャストの疲れもだいぶとれてきているようで、安定してできるようになってきた。
芸術劇場に慣れてきたってことでもあるか。
純粋にモニターを見ながら楽しめるということはいいことだと思う。
良かったです
“金原忠蔵”という役をやっていて、知らない人に話しかけられることが多い。
残りやすい役だということもあるが、他にもそういうキャストはいっぱいいる中でわざわざ話しかけてきてくれるのは本当に嬉しいものです。
「握手してください!」、こちらこそ握手してください。
「写メ撮ってもいですか?」、全然いいですよー。
役者がお礼を言いたいくらい嬉しいのです。テンション上がります。
はっきりいって、その一言のために皆さんにお見せしているようなものですから。そういっても過言ではないのです。
自分の知り合いにだけ楽しんでもらう芝居では、ただの自己満足か趣味でしかないのだから。

[花 hana] 6日目

ようやく折り返し地点が見えてきて、気を引き締める。そういう時期である、ある意味余裕が出てきたということでもある。
[棗組] マチネ 14:00 [178名]
冷静に、ことを運んで無事に何事もなく終了。
お客さんもかなり入っていたので、いい感じで芝居のテンションを感じることができた。
裏回りの動きがほぼ完全に身体に染み付いてきた。本当はもっと早いんだが、怪我をした関係で動線がだいぶ変わってしまった。
[妛組] ソワレ 19:00 [143名]
初めて気が抜けそうになった。正確には気を抜かないように気負っていてほかの事を考えていたということだ。
ちゃんと生きていないので感情が出にくかったんだろう。
単純なことが一番難しい。
余裕
本番中にちょっとした遊び心が生まれてきている。
いい方向に働けばいいが、いきなり芝居を変えてくる人も出ていていいことばかりではない。
何よりも初めて観るお客さんのために演じないと。

[花 hana] 5日目

小屋に入って初めての14時半入り。いままでずっと9時入りだったのでだいたい6時には起きてました。
みんなも相当疲労がたまっているようで、歪みが出始めている気がします。
[棗組] ソワレ 19:00 [180名]
お客さんにわからないレベルのミスが連発していた。本当にあり得ないくらい簡単なミスが多かった気がする。
集中力がなかったわけではないが、単純に疲労や雰囲気にのまれているミスの連鎖が起きてしまったよう。
ボクは怪我もあり、他者を気にする余裕なんてなかったので終始一貫した緊張感を保てた思う。
自分のやるべきことをしっかりとやる。これは最低限必要なこと。
空気が悪い
ここに来て体調を崩すひとが続出している。
今までのZAPPAでも、ここまで体調不良や怪我が重なったことはなかったので本当に心配だ。
それでも乗り切れているのが奇跡のようなものなので、もうこれ以上、特に自分は決してそうならないようにしなくては。
自分に出来るのはまずそれだけ。
とにかく、芝居をするために最高のコンディションで臨むこと。
まだまだ公演は半分も残っている。