[花 hana] 10日目

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本日は両プロともキャンセル待ち状態の大入りでした。
お客さんの入りで芝居が変わることはもちろんないですが、やっぱりテンションは上がります。皆様に観てもらうためにやってる役者ですから。
[棗組] マチネ 14:00 [192名]
客の入りはほぼ満員。
非常にいいテンポ、緊張感で出来ていたと思う。
モニター越しからもメインキャストの息がわかるくらい、”熱”を感じた。いい勢いをもらった。
[妛組] ソワレ 19:00 [203名]
入場者数が今回初の200名突破公演でした。ありがとうございます。
ある意味完成型とも言えるものを伝えられたと思う。しかし、中身は自分が一番よくわかっている。
妥協ではなく、周りの空気を感じながらの演技。ちょっと卑怯かなとも思うけど、手段としては非常に大切。逆に、これができないともし感情が付いてこなかったとき、どうすることも出来なくなる。
それは、ピエロのように滑稽だ。
汗と涙
今回の”金原忠蔵”役は、アンケートでも好評なようで、お客様からも声をかけていただけます。それだけ印象に残せるシーンをさらに、「もっとできる」と思っています。だから悔しい。
残りの公演数が減っていくたびに寂しさと、一種の焦りを感じています。
決して芝居は変えません。役者として。
だけど自分の中身をぶっ壊して千秋楽に臨みたい。
このままでは終わりたくない。さらに生きたい。
それだけ挑戦できる役なんだ、こいつは。

コメント

  1. 藤宮りん より:

    axeさん、こんばんは。
    舞台『花』千秋楽おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
    妛組の最終日の公演を拝見いたしました。
    『幕末』という混乱の時代に、自分の誇りと、弱い立場に追い込まれた人達を救うためだけに、
    文字通り『命懸け』で戦った赤報隊を知って、とても衝撃を受けました。
    そして、今の日本を見て彼等は何と言うのだろうか?と考えてしまいました。
    今回の金原忠蔵役を拝見して、改めてaxeさんの『華やかさ』と『品の良さ』を再確認することが出来ました。
    貴方ほど、応援する甲斐のある俳優さんはそうは居ないはずです。
    これからもひっそりと(笑)応援させていただきます。

  2. axe より:

    >>藤宮りん さん
    ご来場していただきありがとうございました!!
    そして、いつもコメントありがとうございます。
    そのようなお言葉をいただき、演じる側としては最高の喜びです。
    自分のしていること (演技)が観ていただいたお客様に少しでも影響 (印象)を与えることができたのならば幸いです。
    まだまだ自分のことばかりに精一杯なので、独りよがりな芝居をしていないか客観的に自分を見るようにしています。
    それでも、藤宮さんからのコメントをいただいて、僕の演じた”金原忠蔵”という人間は確かにそこに生きていたと少しでも実感することができました。
    本当に、ありがとうございます。これからも、どうかひっそりと (笑)見守ってやってください。
    これだから、役者はやめられません。

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