清水恭平 (舞台『CRIMINAL』のまとめ記事)

CRIMINAL
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1月初めに出演させてもらった舞台、爆走おとな小学生『CRIMINAL』無事に終演いたしまして、今回そちらのまとめ記事になります。
この舞台、本番が1月4日-6日という年初からのものなので、最終稽古が2日で、小屋入りが3日というすんごいスケジュールでした。
年末は12月31日まで稽古やってたんで、「良いお年をー」で別れて、その2日後に「明けましておめでとうー」と(笑)。あまりに年末年始が稽古だったんで元旦の1日だけ急にやることがなくなってびっくりしました。

今作は『CRIMINAL』という題名の通り犯罪がテーマとなっており、ある女子学生連続殺人事件を追っていくお話です。
そこにはもちろん被害者や遺族、そして犯罪者の考えもあり、作品の終盤から明かされる事件の全容を垣間見ていくという作品となります。

清水恭平

僕が演じたのは「清水恭平」という女子学生連続殺人事件最初の被害者である清水花の兄です。兄弟2人で暮らしていたところ突然幸せを奪われてしまった妹のため、犯人に復讐を誓い反社会的勢力、ヤクザの若頭になるというキャラクターです。

作中では妹との回想シーンと現代の若頭のシーンがほぼつながってまして…時間にして5行くらいの台詞を挟んですぐに登場しなくてはいけなくて、怒涛の早替えでした。そういえば最近作品の中で年齢や立ち居振る舞いを一気に変える人物が多いような…。
こういった2面性のあるキャラクターはこの作品のテーマでもあり、その変化の部分を感じていただければ幸いです。

役作りでは、回想シーンはとにかく優しく、動いて活動的な兄、現代の若頭はまったく動かない静かな心理描写のみと同一自分物での演じ分けをかなり極端に意識してました。舞台なので、過去と現代で瞬間的に違う立ち居振る舞いで同じ役者が出てくるので変化ができるだけあるように。
衣装もそこまでヤクザヤクザできなかったですしね。

お客様には同一人物だったのが驚いていたとの声もいただけてよかったです。

動員率100%

なんと、年始の舞台にかかわらず全公演キャンセル待ちが出るほどの満席で、補助席までいっぱいいっぱい使っていたので予定していた動員率が100%を超えてしまったとか…。
リピーターのお客様も多く非常に多くのお客様に観ていただけました。
本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、僕ら役者は舞台上で表現ができるのです。

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写真

集合写真

本当に個性的なメンバーと共演できて良かったです。
惜しむらくは全体が会話劇なので、特定の人物としか絡めなかったこと。
もっといろんなメンバーと演りたかった…!

こちらは別パターンのもの。大楽直前ですかね。

舞台面

アクションもなく、会話が中心の犯罪がテーマの作品なので、少し暗めの舞台セットです。

照明が入ると様々な表情を見せてくれるので、稽古場とは全く違う雰囲気になりますね。上がります。

客席は緩やかな傾斜がありとても見やすいです。
舞台面は張り出してなかったので、1公演満席で200席を超えるお客様に見ていただけました。

鏡前

新宿村LIVE

演出補佐などで2週間通ってたこともあるんですが、実は演者として立つのは初めて。楽屋からすこぉし遠いですが、きれいでとても使いやすい劇場です。
ロケーションがいいものいいですね。

舞台横からロビーに伸びる通路。この通路好きなんですよ。

キャラクタービジュアル

キャラクタービジュアルは全キャスト、役柄に関係なく男性はスーツと囚人服の2パターン、女性も同様ドレスと囚人服というように撮影していたので、まったく印象が違うものになっております。
当たり前ですが、作品上でのイメージも全く違います。
作中では出てこない日本刀持ったりホウキ持ってみたりと…まーたくさん撮りました。

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