もうやめよう。元に戻そう。
残酷な応えでゆっくりと自分を締め付けていき、じきに身動きがとれなくなってくる。
自分が自分じゃなくなってしまう。
何もかも一旦リセットして元に戻そう。
健康診断で抜かれた血のおかげで、
まったく眠った覚えの無い頭がようやくスッキリしてきた午前中。
で、考えてみると、普段の自分の身勝手さに辟易してしまった午後一番。
すこし考えれば、どれだけ生かされているかを改めて認識できた。
もうそんな機会は無いだろうけど、
もっともっと素直に、
正直に応えようと思う。
ただ、何も無かったかのように綺麗に元に戻すことは出来ないということ。
時間をさかのぼるように巻き戻すことが出来ればいい。
やめるなんて簡単に言えることを難しく考えて、
いつか終わらせられるのを待つことに何の意味があるのだろう。
棚に上げたままで終わらせるのは無理。
おそらく、
もうそんな機会はないだろうけど。
恐ろしいくらいに時間が無い。
腕に固定された保護ガーゼと一緒に、
全部取っ払ってしまいたくなる。
棚に上げる想い
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