爆走おとな小学生 『勇者セイヤンの物語 ~ノストラダム男の大予言~』

勇者セイヤンの物語 ~ノストラダム男の大予言~レビュー
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勇者セイヤンの物語 ~ノストラダム男の大予言~ 勇者セイヤンの物語 ~ノストラダム男の大予言~

作品概要

[Otona Project 第十七弾]
演劇ユニット 爆走おとな小学生 第7回全校集会
勇者セイヤンの物語 ~ノストラダム男の大予言~

Cast

佐川大樹
佐藤日向 ☆
田辺留依 ★

富田麻帆
西本りみ
登野城佑真
髙橋果鈴
春川芽生
仲谷明香
芹沢尚哉
足立英昭
丸山正吾
花塚廉太郎
須永風汰
岩崎良祐
中川えりか
夏目愛海
上野 健
平塚あみ
塩見奈映
石原美沙紀 (おとな小学生)
林 千浪 (おとな小学生)
相澤香純 (おとな小学生)
小阪崇生 (おとな小学生)
山田裕太 (おとな小学生)

加藤光大

松本祐一
古畑恵介

【街の人99・歩兵99・草99】
福井将真
信賀涼介
細井翔吾
河村 茜
平井彩加
荒木吏沙

※ [☆/★]の付いているキャストはWキャスト

Staff

脚本・演出: 加藤光大 (六三四)
舞台監督・美術: はじり考奈 (obbligato)
音響・映像: 大石和洋
照明: 大津裕美子
殺陣指導: 青山太久 (劇団わ)
振付: 林千浪 (おとな小学生)
振付助手: 平塚あみ
歌: 鈴木友里絵
楽曲制作: 元林謙太郎
音響効果: 大倉栄人 (六三四)
演出助手: 田中千尋 (J-journey)、渡辺小夏
衣装: 細井奈津美
制作: 野田克哉 (おとな小学生)
当日制作:木村若菜、田中翔太
小道具製作: 矢花イサハル (MATE-REAL)、水野大 (刀屋壱)
ヘアメイク: 久木山千尋
スチール撮影: 鶴田真実
宣伝美術: maho
企画・製作: 合同会社otonapro、爆走おとな小学生

Time table

[2018年7月25日(水) – 2018年7月29日(日)] 全9ステージ
7月25日(水) 19:00 ☆
7月26日(木) 14:00 ☆/19:00
7月27日(金) 14:00 ★/19:00 ★
7月28日(土) 13:00 ★/18:00 ★
7月29日(日) 12:00 ☆/16:30 ☆
※ Wキャスト出演回
☆=佐藤日向
★=田辺留依
青字=観にいった回
[上映時間: 約120分]

Ticket

A席: 6,800円
S席: 8,000円
※当日券は500円増し
(全席指定席)

Place

CBGKシブゲキ!!
(→渋谷駅 徒歩3分)

リンク

公式サイト: http://seiyan-yogen.otonapro.com/

ストーリー

運命の人を探しに旅をしている勇者セイヤン
ソウコと名乗る少女とぶつかり恋に落ちる
ソウコの生息地はマカロニア王国
マカロニ王子とマカロン王女は対立し
内戦による武力紛争が絶えず起きている
争いを止める為立ち上がるセイヤン
そこに1人の少年が現れた

”勇者パラドックスニヨリ
「恐怖ノ〇〇〇〇」ガ現レタ.
アナタハ世界ヲ救イマスカ.”
▶︎ save or delete ?

勇者セイヤンシリーズ待望の新作上演決定!!!!
新感覚「RPG風アクションファンタジー」
ここにあり!!!!
(公式サイトから引用)

インプレッション

爆走おとな小学生のRPGゲームを題材にしたファンタジー作品。いままでにこのシリーズは3作あり、『勇者セイヤンの物語 (仮)』と『勇者セイヤンの物語 (真)』、そして今作完結となる『勇者セイヤンの物語 ~ノストラダム男の大予言~』になります。
主役の「セイヤン」を大ちゃんこと佐川大樹くんが演じたのが去年ボクも出演している『勇者セイヤンの物語 (真)』からになり、ちょうど1年くらいで3作品すべて出演しております。
物語の中の世界観はもちろん時系列もちゃんとつながっていて、3面や5面のボス、ラスボスなど、しっかりとシリーズ通してのパワーバランスは成立させております。

誰もがわかるRPGやゲームというテーマを軽妙なテンポで、ときにシニカルに皮肉りながら展開するというシリーズのお約束を踏襲しながらも集大成と言わんばかりのキャラクターたちやダンス、アクションなどが豪華絢爛なボリュームで盛り上げている堂々の完結編
舞台上は暑苦しいほどの個性のぶつかりあいで、こういった作り方はあれもこれも詰め込んだ弊害で見せ所が分散しがちだが、しっかりとドラマの軸はブレていないので感情移入できるポイントがとても分かりすい。

特に、「オジサン」のくだりはセイヤンシリーズ通してのお約束をしっかりと「伏線」にまで昇華させるという離れ業をやってのけている。
今作のために今までのオジサンがいたのだろう。素晴らしい。
同時に、セイヤンがあのキャラでいる意味がある作品としても3部作を観てきた人にはまた違った嬉しさもある。

評価: ★★★★☆

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