日別 アーカイブ: 2010年5月26日(水)

MOTHER マザー ~特攻の母 鳥濱トメ物語~

オモテ
Air studio produce 戦後65年を飛び越えて
MOTHER マザー ~特攻の母 鳥濱トメ物語~
[Cast]
大林素子、小川麻琴、篠崎愛、小西博之、海老澤健次、絲木建太、松丸雅人、浅香航大、渡部将之、粕谷佳五、エリック、またひら、猪狩賢二、小川暖、今田尚志、河野うさぎ、都布良ひとみ、野口麻衣子、松田芙由香、大谷瑠奈、福田ゆみ、松本けんじ、酔っぴ、鈴木健太郎、森田和正、横田健介、道用具視、唐沢もえ、内藤もゆの、宮澤有、山岸恵美子、宮森セーラ、近江まゆ、高橋俊次、末廣大知、酒井貴浩、司馬蓮、小出侑門、平井建、茅根抄希子、礒津摩衣、益永えりか、稲垣友紀、渡部祥子、古屋寧々、スティーブ・ワイリー、マーク・チネリー、久保大吾、清水鉄也、谷田文郎、栗本有美子、エルブス・ベルント、Alrik・Neumann
[Staff]
脚本・演出:藤森一朗
舞台監督:熊谷豪
照明:エアー・パワー・サプライ
音響:川西秀一
撮影:村松直
プロデューサー:小林秀平
[Time table] 青字=観にいった回
5月26日(水) 18:30
5月27日(木) 14:00/18:30
5月28日(金) 14:00/18:30
5月29日(土) 14:00/18:30
5月30日(日) 14:00
 [上映時間:約180分]
[Ticket]
前売・当日:5,500円
(全席指定)
[Place]
天王洲 銀河劇場
(→天王洲アイル駅 A出口より徒歩3分)
[劇団 公式サイト]
エアースタジオ 公式ホームページ
http://www.airstudio.jp/
[ストーリー]
 大東亜戦争末期、“富屋食堂”を営み多くの特攻隊員の面倒を見、
戦後「特攻の母」と呼ばれた、鳥濱トメ。
実の御子孫である鳥濱明久氏、赤羽潤氏の全面協力の下、
史実に忠実に、且、当時の空気が伝わるようドラマチックに、
実際の“富屋食堂”を再現し御覧入れます。
その時代を懸命に生きた若者達の人間模様を、
“特攻の母・鳥濱トメ”の目線から、現代に生きる日本人に投げ掛けます。

主人公の鳥濱トメ役には、バレーボール元日本代表の、大林素子。
2009年上演作品を、銀河劇場にて再演致します!
(チラシ・公式サイトから引用)
[インプレッション]
数多くの特攻隊が飛び立っていったという知覧の基地、そこにある食堂の”特攻の母”と言われたトメさんを中心とした戦争のお話。
戦争と言ってもテーマは特攻なので”死”と”戦争”、”国の未来”というテーマが常についてまわります。とはいってもこの芝居は高尚なメッセージが込められた説教臭いものではなく、ただ、淡々と特攻兵達のエピソードをトメさんの視点から語っていく形の作品だ。
しかしながら2時間半という公演時間はさすがに長すぎた。ブツブツに語られていくエピソードが4つほど回想として繰り返されるので、場面展開もない分どうしても単調になってしまうのだ。
そして、それぞれのドラマについては”死にに行く特攻兵”の気持ちや感情を魅せてくれるのだが、どれもしっかりとそのエピソードごとに山場を持ってきているので全体を通してみるとどうしても押し付けがましく感じてしまう。
感動(させたいのであろう)シーンで流れるハナミズキのBGMが毎回同じようにかかってくるのでどうしても他に意識がいってしまう。さらに、役者が多いが殆どが特攻兵という役のため、それぞれがどうしても差別化させづらく、役の個性を見せきる前に次のエピソードに飛んでしまうのでどこに感情移入していいのかわからなくなってしまうのがとても残念でもったいなく感じた。
うまい役者さん多いので、見せたいものや、やっていることは胸が痛くなるくらい伝わってくるのに、ちょっとしたテンポでどうしても作品として伝わりきらない。
テーマも終始トメさんの意見としても最初から変わることなく貫いているのでそういう意味でのドラマ性を求めてみるよりも実際にこういう事があったというドキュメンタリーとして見るといいんだと思う。
評価:★★★☆☆

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