『METAL御伽草紙 ~桃太郎~』
[Cast]
竹中勇貴、出来本泰史、土井貴之、畠山康裕、藤田元紀 (以上劇団員)
イマガ紫雲、岡崎哲士、大久保悠依、兼平真吾、下出紗弥可、田川ちか、迫律聖、橋本明典、原かほ里 (SeirenMusicalProject)、星見陽介 (.comet)、新山友一朗
いっこ、白石綾乃、鈴木エリー、田川知絵子、村野彰彦、北崎秀和
[Staff]
作・演出:重☆金☆属
舞台監督:森山香緒里
照明:保坂真矢 (Fantasista?ish.)
音響:岡田 悠 (One-Space)
衣裳:古館 友貴子
宣伝美術:小林凡輝子
[Time table] 青字=観にいった回
00月12日(金) 14:00/19:00
00月13日(土) 14:00/19:00
00月14日(日) 13:00/17:00
[上映時間:約105分]
[Ticket]
前売:¥2,300
当日:¥2,500
(全席自由)
[Place]
シアター風姿花伝
(→西武池袋線 椎名町駅 徒歩8分)
[劇団 公式サイト]
Aggressive Death metal Band Super Star 劇団Seven Stars
http://admbsssevenstars.web.fc2.com/otogi.html
[ストーリー]
時は戦国…暗雲立ち込める祇園社で仲間と共に鬼退治!!
犬、猿、雉に陰陽師まで出てきて大波乱!!
劇団Seven Starsがお贈りするメタル御伽エンターテイメント!!
大人も子供も中指立ててWelcome!!
(チラシ・公式サイトから引用)
[インプレッション]
基本『桃太郎』のお話をベースに繰り広げるダンス、歌、ロックミュージック、アクションという、まぁなんでもありの舞台。でもストーリーは意外と (失礼)軸がしっかりしていて、ストーリーなんてあって無いような娯楽作品とは一線を画す構成で、きちんとした時代劇だった。
キャラクターが多く、それぞれ魅力的なのだがこの人数は必要だったのかは疑問。
そういう意味では結構贅沢な使い方があったかなぁ。
アクションも狭い劇場で良く動くし、迫力もあって良かったが、どうしても窮屈に感じてしまうところがあった。
全体的には、”メタル御伽エンターテインメント”を掲げているだけあって、場転や台詞回しはかなり異彩。でも突っ込むところじゃない。むしろもっとやって欲しかったくらいだった。こういうバランスは非常に難しいけども、作品に対しての出演者のベクトルがどこに向いているのかが少しぼやけていたようにも感じる。
過不足を補えるなにかが無かったような感じ。
面白いけど想像以上のサプライズはない。
この壁を越えるかどうかが”エンターテインメント”を掲げる上での最大の課題だと思う。
評価:★★★☆☆
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