昨日までの雨がうそのように気持ちのいい晴天。お客さんが一番多く入るということで、それだけで役者のテンションも上がってしまいます。
マチネ (15:00~) [名]
本番前、なんだか締め直しが必要な気がして相当早くスタンバイしてみたり、いつもより長めに神棚に拝んでみたり、いろいろやってみて最後は自分のモチベーションなんだなぁと気づいてみたり。今回の役はそれこそパッと出なので、テンションを持っていくのが非常に難しい。お客さんはそれまでぶっ続けで芝居を見ているわけだし。そのテンションに追いつきながらさらにぶっ飛んだ印象を与える役だから。
本の通りやっていればかなりおいしい役、でもそれ以上に役者としての味付けを。もっともっと、上へ上へ。
ソワレ (18:30~) [名]
満員御礼、この回は客席が完全に埋まりました。通路に補助席が出たりして、役者もお客さんにも圧迫感を感じるくらいの距離。喜劇ではお客さんの助けも十分に影響があるのでありがたいことです。この回はそのライブ感十分に楽しめたと思う。みんな本当に楽しそう。波に乗って、打てば響くようなお客さんとの対話。病み付きになりそうです。そんなときに生きがいを感じます。ありがとう。
■ レセプション
今日は公演後にレセプションがあり、簡単な立食会のようなもので劇場のロビーを使ってお客さんが役者とお話ができる機会が設けられます。
他の役者の知り合いのお客さんによく話しかけられました。僕の事を初めて観てくれた人たちから、そういった感想やコミュニケーションが取れるのはとても興味深いです。初めに挨拶をすると「えー!!?」といわれます。ほめ言葉だと取っておこう。そこで役作りについての話や芝居の話をする。細かい動きまで見ていてくれたようでとても嬉しいです。
そんな簡単なことでモチベーションがあがってしまう。役者はけっこう単純な生き物。
ありがとうございます。
[笑笑7] 5日目
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