2014FIFAワールドカップ、先日グループリーグも全日程を終え、日本は惜しくも突破ならずでしたが、各予選グループA-Hまでの8リーグから決勝トーナメントに進出する16国が出揃いました。
興奮の決勝トーナメントは国の威信を掛けての代理戦争ともいわれ、激戦が予想されますが、ここで全出場国の最新の「FIFAランキング」をグループリーグの結果と照らしあわせてみました。
中にはジャイアントキリングを成し得たチームもあるようですね。
それでは見てみましょう。 (FIFAランキングはワールドカップ直前の2014年6月5日発表現在のものになります。)
グループリーグ各国のFIFAランキング
グループA
グループB
グループC
グループD
グループE
グループF
グループG
グループH
各リーグから上位2チーム (国名太字)が決勝トーナメントに勝ち上がっているんですが、衝撃的だったのはグループB、圧倒的なパフォーマンスでFIFAランキング1位を保ってきた前大会王者スペインの敗退でしょうか。
さらに今大会はグループDのイタリア、イングランドが共に敗退。ポルトガルもグループGを3位で敗退しており、FIFAランキングでも上位でサッカー強国と言われる国の期待を下回る結果が目立つような気がします。
ちなみに決勝トーナメントに駒を進めた国の中でFIFAランキングが一番低い国はグループFを2位で通過したナイジェリア (44位)。
決勝トーナメントではグループEを勝ち抜いたフランスと初戦で当たります。
アジア勢は0勝3分9敗
なんと、今大会アジア枠で出場した日本、オーストラリア、韓国、イランの4国のトータルの戦績は0勝3分9敗となっております。残念ながら1勝も上げられませんでした。
アジアの戦績
- オーストラリア 1-3 チリ
- オーストラリア 2-3 オランダ
- オーストラリア 0-3 スペイン
- 日本 1-2 コートジボワール
- 日本 0-0 ギリシャ
- 日本 1-4 コロンビア
- イラン 0-0 ナイジェリア
- イラン 0-1 アルヘン
- イラン 1-3 ボスニア
- 韓国 1-1 ロシア
- 韓国 2-4 アルジェリア
- 韓国 0-1 ベルギー
オーストラリアは相手が強国だらけのグループBということもあり、1勝こそできませんでしたがいい内容の試合でしたね。
しかしながら、全チームが各グループの最下位で、勝ち点を合計しても「4」という結果で、4国合わせてもでグループリーグを突破できないというまさに「アジア壊滅」という状態です。
次回からのアジア枠を減らされてしまう話もちらほら聞きますが、まぁそれはないでしょう。
今大会の放映権料2000億円のうち約5分の1を日本だけで支払っているというニュースがあった通り、FIFAにとってアジアはとても重要なスポンサーなので。
日本には”次の4年“を考える前にまずは1勝1勝、目先の試合で結果を積み上げていって欲しいですね。
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