『SLeeVe-RefRain ~スリーブ・リフレイン~』
[Cast]
佐藤修幸 (DMF)、福地慎太郎 (DMF)、下田麻美 (アーツビジョン)、笠原あきら (元氣プロジェクト)、拾己 (G-Style Action Communion)、長野和也、黒坂カズシ、生井景子 (DMF)、小澤源 (DMF)、笹岡幸司 (進戯団 夢命クラシックス)、岸本尚子 (Eja9)、岩井伸平 (A MIXTURE TOYS)、佐藤信也 (疾駆猿)
朧 (オボロ)
今日平 (DMF)、大橋麻美 (DMF)、中村麗香 (DMF)、時田光 (元氣プロジェクト)、如月まりい、小池創、望月祐治 (DMF)、塩原奈緒
霞 (カスミ)
芹澤良 (進戯団 夢命クラシックス)、中野裕理 (DMF)、佐久間紅美 (ミディアルタエンタテインメントワークス)、高城元気 (アイムエンタープライズ)、大熊真由子 (DMF)、狩谷孔聖 (DMF)、岩切チャボ、美弥乃静
AYAKASHI
高橋治、田中裕士 (龍聖群)、亀田さちこ、嘉手川友美、野崎雅志 (X-クロス)、柿沼ユージ (7contents)、和泉夏野 (7contents)、植田真弓 (7contents)、竹渕真実子、名越佳代、与忍 (G-Style Action Communion)
[Staff]
作・演出:宮城陽亮
舞台監督:西廣奏
舞台美術:泉真
照明:柳田充 (LEPUS)
音響:佐藤春平 (Sound Cube)、楠瀬ゆず子 (Sound Cube)
演出助手:佐藤信也 (疾駆猿)
コレオグラファー:kyowhey
ダンス構成演出:福地慎太郎
アクションコーディネイター:NAO-G (G-Style Action Communion)
衣装:Lin
衣装アシスタント:沙音、黒須麻衣
ヘアメイク:kyowhey、keiko
小道具:mocchi、keiko
写真撮影:佐藤拓央
映像撮影:春山聡 (疾駆猿)
制作:増谷麻由、松本朱音、大倉俊亮 (dramatic theater RARA☆)、大橋麻美、大熊真由子
フライヤー制作:GRACENOTE
Web制作:布紗、綱島ヒロユキ
企画制作:DMF
[Time table] 朧 (オボロ)と霞 (カスミ)の一部ダブルキャスト/青字=観にいった回
03月06日(木) 19:00 [朧]
03月07日(金) 19:00 [霞]
03月08日(土) 14:00 [霞]/19:00 [朧]
03月09日(日) 13:00 [朧]/18:00 [霞]
03月10日(月) 13:00 [朧]/17:00 [霞]
[上映時間:約140分]
[Ticket]
前売:3,500円
当日:4,000円
(全席指定)
[Place]
東京芸術劇場 小ホール1
(→池袋駅 徒歩5分)
[劇団 公式サイト]
DMF公式サイト
http://www.dmf-web.com/
ストーリー
静かな街に突如発生した連続猟奇殺人事件
喰われた様に内臓の消失した遺体
血液を抜かれミイラ化した屍
暖房の効いた部屋に横たわる凍死体・・・被害者は一晩で数十人に及ぶ
刑事・雨木辰己は捜査に乗り出した
日は暮れ、夜の闇が街を包む頃
ふと、路地の暗がりからゆらりと湧き出たモノ達
それは決して人間では無い・・・化け物であった
「オマエノ妖怪ヲミセロ」
一人の人間が姿を現す、妖怪を意のままに操り、彼を襲う
百鬼夜行はすでに始まっていた。だが彼と共に闘う妖怪は・・・いない
(チラシ・公式サイトから引用)
インプレッション
勝ち残ればどんな願いもかなうという”百鬼夜行”で繰り広げられる物語。詳しくはネタバレなので控えますが、それぞれ人間の参加者が妖怪を持ち決められた日まで戦います。
怨みや憎しみをもった人間と妖怪たちのアクションがバランスよく見せられていて2時間強もの時間、最後まで飽きずに見せきれるエネルギーは毎度の事ながらすごいと思う。
この劇団にはいつも圧倒されます。
今回は完成度も高く、役者のレベルがいいので純粋にドラマとして仕上がっている部分が見やすかった。おなじみのアクションは派手に何人もの妖怪が立ち回る様は迫力満点だが、セットのため動けるスペースが狭いので、少し流れていたようなのが残念。
立ち回りがアクロバチックなので、どうも軽く感じてしまうのだ。もちろん十分に面白いのは。
キャラクターについては少々無理やりな設定も感じたが見ているうちに感情移入できたので、大筋は成立している。
細かく言えば、もっともっとドラマを掘り下げて欲しかったのと、あれだけの人数の役者陣のトーンをそろえて欲しかった。
レベルが高い役者が数多く出演していたのだが、やはり皆さんいろいろなところで芝居をしているだけあってそれぞれの色をしっかりと持たれているようで。そこのところに統一感があるともっと見やすいかなぁと。こういった部分が、客演やプロデュース公演の課題なのかと改めて思うのでありました。
評価:★★★★☆
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