日別 アーカイブ: 2007年1月19日(金)

女性版ブランカ (27)発見。8歳で行方不明、カンボジア密林で19年間生き抜く

■ 19年ぶり発見の娘…半分野生化 カンボジア
【バンコク=岩田智雄】カンボジア北東部のラタナキリ州で19年前に行方不明になっていた少女が18日までに無事に保護された。少女は現在27歳。言葉はほとんど話せず、与えられた衣服を脱いでしまうなど半分野生化した様子だという。
AP通信によると、この女性はロチョム・プニンさん。1988年、8歳のときに家畜の水牛の群れを追ったまま行方不明になった。同州の村で最近、弁当箱から食べ物がなくなる被害が相次ぎ、村人が付近で張り込んでいたところ、米を盗もうとした女性を発見。父親が腕に残った傷跡で、行方不明となった娘と確認した。
父親は娘の様子を「かがんで歩く姿勢がサルのように変わっており、骨と皮しかない。目はトラのように赤い」と話している。

[産経新聞]
まるで小説のような話だなー。言葉をしゃべれないってことは19年間1人で生活してきたってことか。しかも密林。それよりも8歳までの記憶はどうなったのか? 一般常識は把握できる歳だろうに、19年という時間を代価にしてサバイバルで生き抜くすべを身に付けて帰ってきたプニンさん。
同州の村で保護された際も、現地のヒトは相当怖かったんだろうなぁ。裸の生き物が徘徊してたわけだから。多分結構前から確認されてたが実害なかったんでスルーされてたんだと思う。
>父親が腕に残った傷跡で、行方不明となった娘と確認した。
全米が泣いた。が、8歳の少女にどれだけの傷が残っていたのかのほうが気になるな。
現在警察は「DNA鑑定が必要」としており、家族も同意している模様。
19年間生き抜いてきたってことは、ライフサイクルは確立されていたんだろう。しかし、きわめて特異なケースのため、これから科学者の研究対象としてあらゆるデータを採取され生きていくのだろうか。この発見が彼女の人生にとってどう影響をもたらすのか。同じようなケースで狼に育てられた2人の少女 (カマラとアマラ)は、保護されてからだんだんと弱っていきまもなく亡くなってしまった。
「人間は教育を通じてのみ人間になる」
ドイツの哲学者カントの言葉である。

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西園寺正蔵

“Dr.西園寺”こと西園寺正蔵。そうなんです、お医者さんなんです彼。しかも性格がめちゃくちゃ嫌ぁ~な奴で、なぜかモテモテという絵に描いたような設定のキャラクターです。
実は稽古当初、違うキャストがこの役を演じてました。しかし、ある時期にキャストの入れ替えがあり、その中で西園寺はボクが演じることに。そんな縁があって、今回ボクと西園寺との出会いはずいぶんと唐突なものでした。
とはいっても作中での登場回数は多くなく、いわゆる”飛び道具”といわれる役回り。しかし、インパクトがある役なのでお客さんからのフィードバックが大変よく、そういう意味ではとてもおいしい役だったみたいです。
役作りはキャラ芝居なんですが、飛び道具独特の”遊び”が沢山でき、稽古中はとにかくいろいろなことをやって楽しんで、通しでは毎回何か変えてました。良い悪いは別として、こういう作り方も重要だよね。ね。飛び跳ねたりジャケット脱いだり、お茶の飲み方だったり、その中でも一番好評だったのは妙な指の動き。いつもクネクネしてる指や手つきは絶賛でした。西園寺というキャラクターを生みだす上で、何か”ノイズ”を入れようとして出来上がった動きなんですが、この動きには実はモデルがいまして、高校時代の演劇部に少しだけ所属していた後輩、Kさんから取ったものなんです。女の子なんで意味は違いますが、地でアレをやっているような感じ。とにかくすごいインパクトで当時はよくみんなでマネをしていたのを覚えてます。当人はすぐに退部してしまい、幻のヒトとなりましたが。
去年は出演した舞台5本のうち、演じた役は少年や息子、内気な兵隊からヲタク、刀を振り回す心の中の人物 (説明がややこしい!)まで、いろんな役をやらせてもらった年でした。特に、今回は前回のヲタク役とは180度違う役柄だったので役者として非常に面白かったです。でも意外と類似点は多く、コメディで飛び道具、そしてオイシイ部分を持っていき、突然出てきてはインパクトのある役というところはまったく一緒でした。
はじめの方は「医者に見えない」などのダメ出しをもらっていまして、演じながらどんどん考える方向に入る時期がありました。しかしやっぱり守りに入っちゃダメですね、攻めていかないと。できるだけぶっ飛んだことをやってやろうとして、吹っ切れました。そこからは楽しかったですねー本当に。
正直丸々カットされた西園寺シーンが2つもあるんですが、そこは飛び道具、他のストーリラインを残すためにはしょうがないです。実際120ページを超えた台本は、最終稿では82ページになってましたから。ボク以外にも涙をのんだキャストはいます。新之助のストリートライブの弾き語りがあったり、父ちゃん一鉄の勘違い事件があったりしたんですが、誰よりも悔しいのは書き上げた脚本家。
いつも言ってますが、役者が本を信用しなきゃどうしようもないんです。ボクは、あくまで演出と脚本化には敬意を払って舞台に立たせてもらっているので、文句があるなら別の舞台に出ればいいとさえ思います。もちろんいろんなケースがありますが、ボクはこういうスタンスで舞台に立たせてもらえることを嬉しく思います。
さらに、観に来てくれた方々には本当に感謝します。皆さんがいないと、ボクが役者をやっている意味はありません。ここまですごい勢いで公演を重ねた2006年に対し、今年は次のステージを目指して頑張りたいと思います。次の舞台のオファーはいくつか来ていて、正式にメインでといってくれる劇団もあります。が、ボク個人の事情によりどうなるかまったく分からず、次の舞台出演まで間が空くかもしれませんが、これからもどうか生暖かく見守ってやってください。
【まとめ】
昭和家族 VS 平成家族 – 2006年12月01日(金)
劇場下見 – 2006年12月02日(土)
仕込み、小屋入り – 2007年01月11日(木)
初日 – 2007年01月12日(金)
楽日 – 2007年01月13日(土)
【おまけ】

舞台セット
これが今回のセットです。思っていたより豪華になりビックリしてました。左が平成家族こと白石家、右が昭和家族こと村田家となっています。隣の家は文字通り”敷居が高い”んです。場面転換のほとんどを照明の切り替えで行い、テンポ感が良い舞台になったと思います。

Dr.西園寺
楽屋でのDr.西園寺。自分で撮ってます。鏡にその様が映っていて、ナルシストでもどこか外れているキャラクターが出ている一枚。

キクさんは見た
最後のおまけ。稽古場での一枚。出番を待っているおばあちゃんがドア越しにみんなを眺めています。事件は現場で起こっている!!

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