あーあ、下手してやんの (続き)

by axe | 2006年4月27日(木) 04:05

[前回のあらすじ]
下北沢から渋谷へ向かう京王井の頭線で痴漢事件が発生!! 痴漢の正体はなんと僕の後ろにいたサラリーマンだった!! 終点渋谷まで後1分。果たしてこの男の運命は!!! そして、今日の天気は(傘持ってません)!!!! 真実はいつも一つ!!!
<続き>
混みまくっている社内で挙動不審な男は名刺を出そうと必死にもぞもぞ。おい。おいコラ、後ろの僕にひじが当たるってばよさっきから。もぞもぞもぞもぞ相当焦ってると見た。そこへ、渋谷到着を告げる車内アナウンスが。「到着~渋谷です。お疲れ様でした。開く扉は右側です。お忘れ物にご注意ください」・・・ドアが開く。社内の人がどっと動き出す。男の様子がおかしいのは近くにいる僕がよくわかった。こいつ、明らかに逃げようとしている!! さっきのおっちゃんがすかさず「逃げるぞ!!!」と言うと男は人をかき分けてドアに向かっていく。男の体がドアから半分出たくらいのところで、先ほどおっちゃんと一緒に注意していた男性が左肩のスーツの裾をがっつり捕まえる。
そのまま外に流れ出し、なおも逃亡を図る男。往生際が悪い。怒鳴り合いながら改札の方まで行って男性と取っ組み合いになっている。もう完全に逃げられないな、と確認したところで僕は定期を取り出し改札を出た。男は駅員のところまで連れて行かれたとさ。
痴漢は立派な犯罪行為。同じ犯罪でも万引きとかとはわけが違います。久しぶりに朝からインパクトのある現場に遭遇したもんだ。いい経験といえばいい経験ができた。追い詰められるとあんな反応するんだね人間て。あと周りの反応。一番気になったのは、少し遠くから眺めているオヤジのニヤニヤした顔、妙に焼きついている。「あーあ、下手してやんの」って顔がいやだった。

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