日別 アーカイブ: 2015年10月10日(土)

頭をパックリ切って縫ったのでその顛末をご報告 後編

前回の記事: 頭をパックリ切って縫ったのでその顛末をご報告 前編
パックリ!

前回のあらすじ

階段で転落した人に巻き込まれる形で受け身も取らずに倒れてしまい、頭がぱっくり
すぐに立ち上がるも立ちくらみで人生初気絶。これはまずいということでなんとか地元の救急に。
ようやく縫ってもらえるか…。
大変だった…
※ 先に行っておきますが、いわゆる観覧注意な画像は直接表示されないのでご安心を!表現もできるだけマイルドにしております (基本的に表示されている画像は無関係です)。

メディカルセンターでの処置

頭を押さえながら電車に揺られ、なんとか救急をやっている駅近くのメディカルセンターに到着。
すぐに診てもらえることになりました。
50代くらいの先生にさくっと状況説明したら、”一度倒れた“という点と”気持ち悪さがないか“をよく聞かれ、目にライトを当てる瞳孔の確認 (意識の確認ですかね)をして、ひとまず問題なさそうとのこと。
そして傷を見て、「じゃあ、縫っちゃおうか」と。いよいよ来たか、と。

医療用ホッチキス

スキンステープラー診察ベッドにうつ伏せに寝て、なにやらいろいろな器具が出てくるんですが、ある形状の機器が目に入りました…。
ああ、これよく見たことあるよ、タッカーだ (工具)。この前の舞台の叩きで紗幕止めるために木枠に打ちまくったわ。
いわゆる「医療用ホッチキス (正式名称:スキンステープラーというらしい)」というやつですね。まさか自分に打ち込まれる日が来るとは…。

とか感慨深くなっていると看護師のおばちゃんが傷の周りの髪をかき分けクリップで止めます(これの引っ張り具合が地味に痛かった)。
そして先生と看護師が「これ、芯どうやって入れんの…?」「反対じゃ…」「ああ、こっちか、なかなかね…」なんて会話を真横で繰り広げながら作業をしてるんですが、もうこっちの心境はまな板の上の鯉なんでどうにでもしてください状態ですよ、というかそれしかないわけですしね。
どうにでもして
少ししみるよー」と消毒をして、多少我慢してるとグニグニ傷を押さえられる感覚があり、ホッチキスの芯が打ち込まれました。感想としてはガシュンというよりもグニュンと鈍い痛みが入ってくる感じ。もちろん麻酔なんてしていないので、はっきりとわかります。うん痛い

ぜんっぜん止まんないなぁこれ…

何回か打ち込んだあとに、先生から驚愕の一言。
んー。ぜんっぜん止まんないなぁこれ…針と糸、手袋持ってきて
え?...え?
はうい?え?もしかして…。

とか考えていると、先ほど打ち込んだ芯をぐいぐい外していきます。まぁ痛いですよね。
いやいや痛い痛い、けっこう痛い
だってそうでしょう、先ほど皮膚に打ち込んだホッチキスを間髪入れずに抜いてるんですもん。タッカー(工具)で止めた紗幕だってボロボロになりますよ。
結論、ホッチキスでは傷口が閉まりきらなかったようなので、手縫いに変更するそうです。

手縫い縫合

……。
…うん。
うんまぁしょうがない!おっけいおっけい!どんと来いですよ!
縫うのなんて赤ちゃんの頃に下唇を少し縫った以来で、物心ついてからは初めてかぁ、なんて思いながら、あらゆる意味で初体験ができるとポジティブに捉え、もうこの際 (麻酔なし)だから全部しっかり体験してやろうと神経を研ぎ澄ましてました。診察ベッドにうつ伏せのままで。
どんとこい
うん。”思った通りの痛さ“という感じ。想像以上でも想像以下でもない。何針縫ったかは教えてくれなかったんですが、まぁ物理的に傷の断層をくっつけながら針を通してそれを引っ張って結んでいく感じの痛さですかね。あと引っ張られている感覚が強く、傷が頭だったので髪をけっこう強く引っ張られてイタタタタタという感覚。
とまぁ無事に皮膚はくっつきましたとさ。

思ったよりも深かった

処置が終わったあと、先生にホッチキスから手縫いに変更したことを確認して、傷はけっこう深かったのかと聞くと「深い深い!頭の切れる部分全部いってたよ、骨のとこまで」だそうです…。
おおう。
若いし意識もはっきりしてるので大丈夫だろうけど、抜糸もあるから念のためあした脳神経外科のあるとこに診せに行ってと言われ終了。「心配症の先生だったらCT撮るかもね」と聞き、俄然人生初CTができるかと少しテンションを上げて帰りました。自転車で。

人生初CT

翌日近くの総合病院で状況を説明すると即刻CTを撮ることになり、小さくガッツポーズ。
CTCTってのは「Computed Tomography (コンピュータ断層診断装置)」の略で、X線を使って体内の断層像を撮影するってやつですね。今回は単純CTというやつで、頭だけだったので着替えもせずにできました。頭の断面図を白い輪っかがついた台に寝っ転がって「絶対に動くなよ」と言われウィーンと撮影。
先生に診てもらうと、心配していた後遺症なども全く心配なさそうで、問題ないとても綺麗な頭(中身)とのこと。多少お金はかかりましたが心配も解消され、それ以上に貴重な体験をさせてもらいました。

後日…別の痛みが

あとは1週間後くらいを目安に抜糸をしに行くだけ。どうなることかと思いましたが無事でございます
お騒がせしましたーあと、実は…当日はアドレナリンが出ていて全く気づかなかったんですが、落ちて身体を打ち付けたときに、けっこう激しい打撲だったみたいで、背中尾てい骨あたりが地味に痛いです。筋肉痛の酷いのが日に日に酷くなってくる感じ…でまぁ行動に少し制限がある現状ですが、もう少し時間が経てば大丈夫でしょう。こういう怪我は「日にち薬」とも言いますしね。

経験値まとめ

いい経験だった...。と、まぁ当初は「頭パックリ」や「縫った」という単語に自他共に驚いて大変でしたが、幸い本人は何事も無く日常を送れているわけで、今回の件で人生初の気絶医療用ホッチキスCTなど様々な「経験値」が一気に上がりました麻酔なしの縫合もね。
改めて、今回一連の内容並びに無駄にテンションの高いつぶやきにご心配おかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした元気です!
これからも通常とは違う感覚や体験を忘備録もかねてつぶやくとは思いますが、どうか生暖かく見守っていただければ幸いです。