【出演】 Theatre劇団子『是非にオヨばず』 詳細
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演技をする動物
"演技"とは、自分を見せるんじゃなくて、演じている技を見せることなんですよ。 なので、表現している自分をどこか檻の外から眺めていられるくらいの余裕と、その檻をぶち破ってしまうくらいの突き抜けたセンスでモノを創っていたいんですよボクは。 しか...
感情のオプション
いらんことを付け足すってことは少なからず他意が入るって事で、それを意識してるのかわからないけども、わざわざ付け足してくる人はわかってやっているんだろうな。そもそもそれがどういう意味で向けられているのかも、ほとんどの人は人生経験上だいたい判断...
本人以外はみな笑顔
小田急線の代々木上原(新宿の1駅前)で、席の譲り合いを見た。 若者がお年寄りに、 「おれ、新宿なんで大丈夫っすよ」(`・ω・´)キリッ と言って譲っていた。 かっこいいけど・・・次は終点なんで、みんな新宿だゼ。 お年寄りは少し戸惑っていまし...
穴を通す
アナアナアナ。穴だらけです。 毛穴も含めてこの身体に穴がいくつあるかわかりませんが、精神的な穴のうちいくつかの大事な穴を閉じてしまうところでした。 これ以上開けてくれとは言わないけども、その前に自分の穴をもう一度よく見直していきたいと思いま...
リングワンダリング
周りの人に欺瞞的に接している人間は、結果として自分に対しての嘘に長けている。 何回にも分けて嘘を演出するわけだ。自分を使って。 作・演出・主演だけでなく、観客も自分なわけだ。 自分をすり減らして、緩やかに傷をつけていっているだけ。 頭が良い...
ムジナ
もっとズル賢ければどんなに楽だろう。 でもみんなが本当にズル賢くなったら "ズルイ"なんて言葉の概念がなくなっちゃうから、 みんなが他人と比べてズル賢いと思えるように せめてボクだけでもこの概念を守るとするよ。 ズル賢さを死守するよ。
ツキ待ち
夜空に浮かぶ満月を眺めながら、その眩しさに驚いてました。 何度も何度も見ているのに。こんなにも明るかったかと思うほど。 月が無ければ、対象物が何も見えない暗闇に、 ゆっくり動いている雲やその高さをただじっと見ている。 自分との距離を測ってる...
サマーナイト
夏の夜に聴いた曲を耳にして、自分を取り巻く外側の気温と内側の温度差を推し量る。 耳から感じられる温度がなんとも新鮮で、そのまま白くなりかけた息を眺めていた。 これから先、日の長さが何回変わっても、何も考えずに眺めていたい。 この角度で。この...
鮮やかなサヨナラの面影
「私は振られるよりも振るほうがいい」 ボクは振られたほうがいい。 ふと思い出すと、そんなところで合うと思って複雑な気分になった。 一番弱いのは自分だってことに早く気づけ。
弱者を簡単に葬る方法
本当に追い詰められ、やることが無くなったネズミは猫にすら立ち向かってくるので、 わざと逃げ道を用意してやるといい。 するとネズミは、「逃げられるかも」というかすかな希望により、 身をひるがえして反撃に出ようなどという思考には絶対にたどり着か...