シュレック3

レビュー
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ポスター
邦題:シュレック3
原題:SHREK THE THIRD
監督:クリス・ミラー
製作総指揮:アンドリュー・アダムソン、ジョン・H・ウィリアムズ
原作:ウィリアム・スタイグ
脚本:ピーター・S・シーマン、ジェフリー・プライス、クリス・ミラー、アーロン・ワーナー
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィー、キャメロン・ディアス、アントニオ・バンデラス
<日本語吹替版> 浜田雅功、藤原紀香、竹中直人、山寺宏一
データ:2007年/アメリカ/93分 [アスミック・エース]
鑑賞方法:レンタルDVD [日本語吹替え版鑑賞]
評価:★★★☆☆
[ストーリー]
 シュレックとフィオナは、沼のほとりの小屋には戻らず、遠い遠い王国で病に伏せるハロルド国王の代理として騎士叙任や新造船の進水式、パーティへの出席に明け暮れる。面倒な行事にうんざりしていたシュレックだったが、フィオナの父であるハロルド国王の症状が悪化し、逝去してしまう。
王位を継ぐのが嫌なシュレックは、ハロルド国王が言い残したもう一人の王位継承者アーサーを連れてくるべく、ドンキーや長靴をはいた猫と旅に出る。その間、チャーミング王子は悪の軍団を組織し、王権を奪取しようとする陰謀を企て、国王不在となった王城を急襲する。
(Wikipedia)
[インプレッション]
ドリームワークスの看板作品。フルCGアニメシリーズの3作目です。
ダウンタウンの浜ちゃんのCVでおなじみですが、もう完全になじんでます。
まず注目したいのが、CGのクオリティが格段に上がっているということ。とにかくリアル。何がリアルって、背景や火とか、魔法のエフェクトもさることながら、一番目に付くのがキャラクターの”しぐさ”。たかがアニメと侮れないほどの演技や細かい表現をしてきます。
それも、登場しているのが人間のモデルが多い作品だから特にリアルな質感が目立つ。同じCGアニメの大御所、ピクサーに登場する人間は、あくまでコミック的な表現なのでここまで差ができているのが面白い。
ブラックジョークも健在で、大人が見ても十分に楽しめる表現と、思わぬ展開に引きつけられるストーリー。
ただ、ノリやキャラクターの勢いの楽しさは1作目を超えられず、やや落ち着いてしまった感がある。これはシリーズものの宿命だろうが、『1』、『2』と作品を数えるたびにサプライズな設定や驚きは少なくなっている。まぁ同じキャラクターでまわしていくんだから仕方ないか。もしくは1作目のストーリーや設定の練り方が秀逸すぎたか。
ビジネスとしては成功モデルだろうが、映画作品としてのこれ以上のエンターテインメントを望むならば、続編は誰も想像できなかったようなサプライズをぶつけてくることがドリームワークスの課題だろう。正直『4』はもういい。でてもDVDでいい。

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