初対面

舞台
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初めて本役で最後まで台本を読んだ。
なんだかいろんな緊張やら不安やらの感情が入り混じっていた複雑な気持ちが、ほんの少しだけ和らいだ。ホントに、カラだと思ってた歯磨き粉からひねり出したくらい少しだけど、逆に安心すらした。

今、読みで感じてる手応えをお客さんに伝えられれば間違いなくこの物語は面白い。
ボクは、この台本に負けないように形にしなければ。
背負うものは少なくない。
特に、ボクにとってそれは全くの未知の領域だ。

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