新聞配達は一度もベルを鳴らさない。 ~勧誘は結構鳴らすけどね~

レビュー
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ポスター画像
演劇プロデュースユニット セメント金魚 VOL.9
『新聞配達は一度もベルを鳴らさない。 ~勧誘は結構鳴らすけどね~』
[Cast]
にしやうち良、伊藤俊彦、齋賀正和、田中允貴、たむらもとこ、森下友香、天現寺竜、玉城太嗣、宇田川さや香、山本英美、中島芙美枝、水野貴以
[Staff]
作・演出:にしやうち良
[Time table] 青字=観にいった回
02月20日(火) 19:30
02月21日(火) 19:30
02月22日(火) 14:00/19:30
02月23日(金) 19:30
02月24日(土) 14:00/19:30
02月25日(日) 13:00/17:00
 [ 上映時間:約95分 ]
[Ticket]
前売:3,200円
当日:3,500円
[Place]
アイピット目白
(JR目白駅より徒歩7分)
[劇団 公式サイト]
http://www.cemekin.com/
あらすじ
 星の都として名高い駿東星明地方にある地元一般誌「星明日日新聞」(通称・セメ新)の販売店、セメ新北井販売所、販売店の店主・信文は3年前に妻を亡くし、東京大学入学を目指し三漬中の長女・帆詩と二人暮らしである。
 時流による新聞購読者の減少は避けられず、販売所の経営は思わしくない。しかもそこで働く従業員は遅配や誤記配、不配等クレームを繰り返す面々ばかり。
 唯一彼らの憎めない人柄だけが救いであった。
 そんな中迎えたこの日は帆詩にとって三度目の東大合格発表日。販売店関係者も皆、帆詩の朗報を待ちわびている。帆詩、さんどめの正直となるのか?彼女の運命はいかに!? (公式HP)
インプレッション
とても丁寧に笑いを見せてくれるお芝居でした。
ノリだけの内容ではなく、じっくりストーリーラインを作っていく見せ方は、芝居が出来る役者がそろっているからこそなんだなぁと痛感しながら観てました。ずっと同じ場面で展開されている芝居ですが、とても観やすいし、安定して面白いといえる内容。途中、多少テンポが悪く感じた部分もあったが、安定感からくるものでしょう。
キャラクターを立てるよりも、身近でリアルな役作りで見せる作品。簡単には出来ません。力技ではなく、技術で見せているので、圧倒的なパワーこそ感じませんが、満足度の高い舞台でした。
評価:★★★★☆

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