フォーン・ブース

レビュー
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フォーン・ブース
邦題:フォーン・ブース
原題:PHONE booth
監督:ジョエル・シューマカー
脚本:ラリー・コーエン
出演:コリン・ファレル、フォレスト・ウィッテカー、ラダ・ミッチェル、ケイティ・ホームズ、キーファー・サザーランド
データ:2002年/アメリカ/81分
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★★☆
ストーリー
マンハッタン、タイムズスクエア。自称一流のパブリシスト、スチュ(コリン・ファレル)は、今日もアシスタントを従え、携帯電話からクライアントや業界に口八丁でビジネスをまとめ上げている。そんな彼はアシスタントと別れた後、1台の電話ボックスに立ち寄り、結婚指輪を外してクライアントの新進女優パメラに電話を掛けた。スチュは彼女をモノにしようとしていたが、上手くいかずに受話器を置く。その刹那、今使っていた公衆電話のベルが鳴り、思わず受話器を取ってしまうスチュ。すると電話の主は、“電話を切ったら殺す”と脅迫してきたのだった・・・。
インプレッション
とにかく、終始フォーン・ブース (公衆電話)のみでストーリーが展開する作品。コリン・ファレルの芝居のみで持たせているというのもすごいが、心理描写や簡単なアイデアだけで1本の脚本として成立させてしまうその構成力に圧倒された。
派手さや、きらびやかなシーンは全くないのだが、緊張感があるので全く飽きずに最後まで観ることができた。
とにかく展開のテンポと、シーンの見せ方がとても秀逸で、ぐいぐい引き込まれていく。そしてだんだんと明らかになる事実関係と人間関係をすべて台詞のみで消化していしまうという、言ってしまえば気持ち良いくらいの完全な”台詞芝居”である。
しかし、役者の力量がないと絶対に成立しなかっただろうと思うと、その役者をチョイスした監督、スタッフのクオリティが恐ろしく高いのもうなずける。

レビュー映画
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