創作和太鼓劇団 語り鼓 & 劇団命~みこと~ 番外公演
『浮き世に鬼は哭き嗤う』
2018年10月11日(木)-12日(金)
吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
初日の場当たり、ゲネを撮影して、そのまま写真選定し補正してプリントして2日目から「舞台写真」として販売するという、とんでもスケジュール。
8時間
いや…、まあ書くと1行で終わることなんですが、場当たりとゲネでバシャバシャ撮りまくった舞台写真、約1,700枚の中から120枚くらいに選定し、その写真を全て補正してからプリント注文 (ネットからアップロードし店頭受取)して翌日の昼公演に間に合わせる結構な作業量をこなしました。物量だけではなく「時間との勝負」で。
今ちょっと計算したんですけど、120枚の画像補正って…、1枚あたり (休憩時間とかならして)だいたい4分くらいかけるとして480分。8時間ですって。わお。数字を見て改めて驚く。そりゃあ外が暗いうちには終わらないわけで、撮影して帰ってくるのは22時過ぎなので、まー完全に徹夜コース確定です。
しかもなにげに一番大変なのは補正作業ではなく、1,700枚の画像から120枚を選ぶという作業なんですよ…!
1,000枚以上の画像に目を通して、いいシーンや特に見せたい瞬間を選択していくんですが、販売写真なんで「ワタシが写ってない!」なんてキャストがいないようにがバランスよく配分されるように選定していくんですが、ここに時間がかかるし悩ましい!!
画像さえ決まっちゃえば補正なんてただの物量作業なので、淡々とこなしていくだけなんですが…いい写真ばかりで選べねぇええ!!!
削いでいく作業が一番苦行なのですよ。心を鬼にして選びに選び抜いても、枚数表示見るとまだ200枚…とか(笑)。
それでもなんとか2日目マチネの15時公演に間に合わせて、無事販売できました。
ありがたいことに舞台写真は大変好評だったようで用意した分はマチネとソワレの2公演で完売してしまったとのこと。
今後の課題
とはいえ、これからのことも考えなくては。今後の課題として…実働時間以上に半端ない「時間との戦い」をなんとかしたいなぁ。
考えうるボトルネックをあげてみる。
作業技術の向上
普段から”生産性”でものを考えるクセがあるボクは、突き詰めるともう少し効率的にできる気がするので、補正周りの作業の効率化と選定作業の厳格なルール決め。予め判断の余地を狭めておけば選択判断により手が止まるというボトルネックを減らせると思える。
カメラのスペックアップ
まず、フルサイズ化したい。これはもう純粋に、はじめからいい写真が撮れていればその後の補正量が少なくなったり、シャッター数を数打つ必要がなくなるので。そもそも舞台撮影は真っ暗闇で強烈な照明下での写真撮影場所としては非常に劣悪。
イメージセンサーが大きくなるだけでノイズが少なくなり、明るさを捉えやすくなりピントも合わせやすくなる=失敗写真が少なくなる、補正量が軽減されるなどの目に見える効果が。
そしてなにより、単純に写真のクオリティが上がるというメリット。
PCのスペックアップ
現在使用中のPCがとにかく遅くて、補正作業中には爆熱を発するし少し画面遷移するたびに5秒くらいのラグが発生していて…必要最低限でいいのでスペックを…、ってコレだわ!一番のボトルネック!!
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