ドラマデザイン社 公演
『レモンゼリーのプールで泳ぐ』
Time table
2020年11月4日(水) – 2020年11月8日(日)
【Lemon (L)/Jelly (J)のWキャスト】
11月4日(水) 19:00 【L】
11月5日(木) 19:00 【J】
11月6日(金) 14:00 【L】/19:00 【J】
11月7日(土) 14:00 【J】/19:00 【L】
11月8日(日) 12:00 【L】/15:30 【J】
■ 僕の本役は「J (ゼリー)」の回です。
※ 11月6日14時回、19時回は公演撮影用のカメラが入ります
Cast
Lemon (レモン)
久保田詠
福島 愛
酒井唯菜
月井美緒
岩田優来
橘 ほの花
柳沢 卓
中太 佑
本田 慎
Jelly (ゼリー)
大槻りこ
琴子
福永彩乃
西田圭李
星 ゆりか
橘 ほの花
斧口智彦
ひぐち
久保田 理仁
Staff
企画・演出: 山本和夫
脚本: 木江恭
音楽プロデュース: 諸橋邦行、比嘉香
制作: 株式会社ドラマデザイン社
Ticket
前売: 4,000円
当日: 4,500円
高校生以下: 3,500円
(日時指定)
※ 新型コロナウイルス感染症予防対策の為、座席数を減らしての公演になります
Place
劇場MOMO
〒164-0001
東京都中野区中野3丁目22-8
→ JR「中野」南口から徒歩10分
Google マップ
https://goo.gl/maps/wn3WCYkyvAQwz8Vz9
Story
郊外の盛り場にあるガールズバー「Lemon Jelly」。雇われ店長ナナと、ここで働くユウコ、シオリ、ミカ、マリエらはみな未成年。つまり違法経営であるが、少女たちは、みな家庭に問題を抱え「Lemon Jelly」以外に居場所がない。ナナは、未成年犯罪を取り締まる刑事や、甘い汁を吸おうとする大人たちから「Lemon Jelly」を守り、盛り上げようとする。
ある日、シオリが店内で男に襲われかけ、誤って殺してしまう。警察に通報すれば、自分たちの居場所がなくなってしまう。窮地に追い詰められた少女たちの選択は、店の冷凍庫に遺体を隠すことだった……。
※ 本公演は、アートエールを!東京プロジェクト (ステージ型)の支援を受け、実施しています。
(公式から引用)
公式サイト
ドラマデザイン社公式サイト
→ https://drama-design.co.jp/
作品について
もう本番は終わってしまいましたが、あとがきとして残しておきます。
というのも、この公演は芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト (ステージ型)」の支援を受けてコロナ対策を徹底的に講じた公演になり、客席数が1公演で25席ほどで満席という状態で満足に告知をするまもなく全公演満席になっておりました。
改めまして、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
演劇業界は今年の2月ころからコロナによって、お客様の目の前で表現をする舞台公演は激減しており、公演を中止にする団体も多く僕の劇団でも今年の公演は予定されておりません。
そんななか、事務所のオーディションからこの舞台出演が決まりました。もう当分舞台での本番はできないなあと思っていましたが、こうやって表現に携われ、台本が読めるって幸せだなあと感じながら稽古場に向かっておりました。
今作はガールズバーで働いている少女たちの話なんですが、なんと出演者のほとんどがリアルに未成年という、とっても若い座組でした。
今作が初舞台だというキャストもいましたが、みんな意識が高く本当に演技やテクニカルな部分だけではなく、人が変わっていくというさまを間近で見ることができた貴重な体験でした。
正直シリアスな会話芝居が多い話だったので、最初の本読みのときはかなり難しいと思ったくらいでしたが、まったく大丈夫でした。
僕は刑事の役だったんですが、ガールズバーのキャストとはそこまでおなじシーンがなくて客観的に稽古を見ることができたんですが、それぞれがそれぞれの解釈、ペースで演出に言われたことを吸収してどんどん変わっていこうとしているのがわかって、改めて役者ってすごいなあと。
台本上のきっかけ、決め事を守った上であれだけの注文を自分を介して表現するって、まさに「演ずる技」だよなあと、最近演出席に座ることも多くなってきていつも思うのです。
いろいろ大変な時期でしたが、やっぱり板の上に立って良かったと思える舞台でした。
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