メリダとおそろしの森

レビュー
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ポスター
邦題:メリダとおそろしの森
原題:Brave
監督:マーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン
脚本:ブレンダ・チャップマン、アイリーン・メッキ
製作:キャサリン・サラフィアン
製作総指揮:ジョン・ラセター
音楽:パトリック・ドイル
撮影:ドン・バージェス
編集:ポール・ハーシュ
出演:ケリー・マクドナルド、エマ・トンプソン、ビリー・コノリー、ケヴィン・マクキッド、クレイグ・ファーガソン
<日本語吹替え> 大島優子、他
データ:2012年/アメリカ/94分 [ウォルト・ディズニー・スタジオ]
鑑賞方法:レンタルBlu-ray 日本語吹き替え版鑑賞 2D
評価:68点
[ストーリー]
 ピクサー・アニメーション・スタジオ13本目の長編作。スコットランドを舞台に、自由を愛する王女メリダが、精霊に守られた神秘の森の奥で待ち受ける運命と対峙する姿を描くファンタジーアドベンチャー。王家の伝統に嫌気がさしていた王女メリダは、ある日、不思議な鬼火に導かれて森の奥深くに住む魔女に出会う。メリダは魔女に「魔法で自分の運命を変えてほしい」と頼むが、古来より人間が森の魔法を使うことはタブーとされていた。魔女はメリダの願いを聞き入れ呪文を唱えるが、それと引き換えに平和だった王国に恐ろしい呪いがかけられてしまう。ピクサー史上初となる人間の女性を主人公にした作品。
(公式サイト)
[インプレッション]

良い意味でも、悪い意味でも「ディズニー映画」を出ない

ピクサー史上初、人間の女性を主人公に据えた本作。宣伝の仕方かビジュアルが原因なのか、興行的にもどうにも振るわず、期待感も少なかった印象が大きい。
ファンタジーな世界設定でお姫様が奮闘する話と、いかにも普遍的で安心感すらある。
しかしそこはピクサー、「家族の絆」をテーマにしているので、心温まるストーリーはしっかりと落とし込んでくると思っていたんですが、どうにもぱっとせず。
正直な感想では目を見張るCGやビジュアル、綺麗な画で動くキャラクターたちの表現は素晴らしかったんですが、それ以上にストーリーが追いついていない感じ。
キャラクターたちの立ち回り方も演出も「よくある」の部類を出ない。
唸るようなストーリーラインはなく、緻密なピクサー映画を期待していくと少し肩すかしを食らってしまうかも。しかし完成度は他のCGアニメと比べてもなんら遜色なく間違いなく高水準のアニメ映画であることは確か。

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