「区別」と「差別」は紙一重なのか。いや、高尚で頭の良い人のために、言い方を変えただけかもしれない。少なくともそう言い換えられるときがあり、そう用いられる時がある。
今回出演する舞台のタイトルは『MAJIME (真面目)』。
そもそも真面目と不真面目に区別なんてあるのか。融通が効かなくて誰が見ても真面目なやつなんて、あるベクトルの見方によっては不真面目なのだろうし、自分が思っているラベルが思い通りに他人に見られないことなんてしょっちゅう。人だから、極めて真面目にやっていることが滑稽だったりする。
しかし、その人間を”わかりやすく”表現するのがボクら。
それが、思ったとおりに観せられれば最高。
片岡Kさんが書いた本の中でも、僕は前回のツイゲキver.1.0『FUKENZEN』での、「ある障害者の話」が本当に好きだ。
とことん滑稽に見せながらもやっていることのシリアスさが。
この作品で次回も、この人の本を演りたいと心から思った。
興味ある方は1.0のDVDもそろそろ出るらしいので是非。
「区別」と「差別」
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