『ニンテンドー3DS』は2万5000円で来年2月に発売と正式発表

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2010-09-29

「ニンテンドー3DS」は2011年2月26日発売決定――価格は2万5000円
任天堂は9月29日、千葉県・幕張メッセで「Nintendo Conference 2010」を開催し、今年3月に発表した「ニンテンドー3DS」を、2011年2月26日に発売すると発表した。価格は、2万5000円。発売時のカラーリングはアクアブルーとコスモブラックの2色となる。

[ITmedia]

本日の任天堂カンファレンスで兼ねてより予定されていた任天堂の次世代携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の発売日と価格を発表した。
現在公式で判明しているスペックをまとめてみた。

希望小売価格
25,000円 [税込]
発売日
2011年2月26日
セット内容
ニンテンドー3DS本体
ニンテンドー3DS専用充電台
ニンテンドー3DS用ACアダプタ
ニンテンドー3DS専用タッチペン
SDメモリーカード(2ギガバイト)
ARカード(6枚)※カメラで撮影して遊ぶことができる紙のカード
かんたんスタートガイド
取扱説明書
保証書
サイズ
横:約134mm 縦:約74mm、厚さ:約21mm
重量
約230グラム
上画面
3.53インチ
裸眼立体視機能つきワイド液晶
800×240ピクセル(左目用、右目用交互に400ピクセル割り当てで立体視を実現)
下画面
3.02インチ
タッチ入力可能
320×240ピクセル
カメラ
内側カメラ1個
外側カメラ2個
解像度640×480ピクセル(0.3メガピクセル)
無線通信
2.4GHz
無線LANアクセスポイント経由でインターネットに接続可能
WPA/WPA2対応
入力
A/B/X/Yボタン、十字ボタン、L/Rボタン、スタート/セレクトボタン
スライドパッド(360度アナログ入力)
タッチスクリーン
内蔵マイク
カメラ
モーションセンサー
ジャイロセンサー
その他入力
3Dボリューム
※3D表示の立体深度を変更可能
HOMEボタン
無線スイッチ
電源ボタン
コネクタ
ゲームカードスロット
SDメモリーカードスロット
ACアダプタ接続端子
充電端子
ヘッドホン接続端子
サウンド
上画面左右にステレオスピーカー
タッチペン
伸縮可能(伸ばした状態で約10センチ)
バッテリー
リチウムイオンバッテリー
ゲームカード
ニンテンドー3DS専用ゲームカード
サイズはDSカードと同等
容量は発売時点で最大2ギガバイト

ここまでは既出だったが、今回の発表で注目したい点は主に”すれ違い通信”の進化だ。
特徴的な機能は以下のとおり。

特徴的な機能
・ 裸眼で3D映像が楽しめる上画面
3Dボリュームで立体感を調節したり、2D表示にすることも可能
・ 3D写真撮影ができるステレオカメラ
外側カメラは左右2個搭載。3D写真を撮影し、その場で3D表示可能。
・ 新しい入力インターフェース
スライドパッド、モーションセンサー、ジャイロセンサー
いつの間に通信
ニンテンドー3DSがスリープモードのときに、ニンテンドーゾーンや無線LANアクセスポイントを自動的に探索し、インターネットから情報・ ゲームのデータ・ 無料ソフト・ 映像などを“いつの間に”か届けてくれる機能
・ すれちがい通信
ニンテンドー3DSがスリープモードのときに、自動的にほかのニンテンドー3DSとデータを交換する機能。複数のゲームのデータを同時に通信することが可能
ゲームを終了せずに呼び出せる便利機能
HOMEメニュー、インタネットブラウザー、おしらせリストなど。
・ 豊富な内蔵ソフト
ニンテンドー3DSカメラ、ニンテンドー3DSサウンド、Miiスタジオ、すれちがいMii広場、ARゲームズ、思い出きろく帳など。
・ ゲームソフトなどのダウンロード販売
ソフトの購入に加え、ソフトの紹介映像やランキングなども閲覧可能。
・ ソフトとデータの引っ越し機能
購入済みのダウンロードソフトを新しいニンテンドー3DSに引っ越し可能。ニンテンドー3DSiやニンテンドーDSi LLからニンテンドーDSiウェアを引っ越しすることも可能。
※引っ越し回数には制限があります。
※引っ越しできないソフトもあります。
・ 互換機能
ニンテンドー3DS専用に開発された新作ソフトを楽しめるほか、ニンテンドーDSiを含むニンテンドーDSシリーズソフトを遊ぶことも可能
・ 保護者による使用制限機能
子どもにも安心して使えるように、レーティングによるゲームの起動制限やブラウザーの起動制限など、保護者による使用制限機能はニンテンドーDSiからさらに機能拡充。

驚くべきはソフトを起動していなくても(昔プレイしたデー無でも)データが3DS内にあればすれ違い通信ができるという点。
この機能を利用した様々なゲームが開発されることだろう。今から楽しみだ。
そして地味に気になっているのがMiiのパーツが増えるということ。
すれ違ったプレイヤーのMiiを集めることでアバターの交換のようなことが容易に行われるだろうし、このMiiをシステム場利用したゲームもこれからはどんどん増えていくだろう。

最後に価格。
参考までに今までの任天堂の携帯ゲーム機の日本国内での発売日と価格を比較してみた。

1989年4月21日 ゲームボーイ:12800円
1998年10月21日 ゲームボーイカラー:8900円
2001年3月21日 GBA:9800円
2003年2月14日 GBASP:12500円
2004年12月2日 ニンテンドーDS:15000円
2010年6月19日 ニンテンドーDSL:16800円
2008年11月1日 ニンテンドーDSi:18900円
2009年11月21日 ニンテンドーDSiLL:20000円
2011年2月26日 ニンテンドー3DS:25000円

スペックを見るとしょうがないのかもしれないが、こう見ると少し高めだと言わざるをえない。
さらに据え置き機のWiiと同価格帯と考えると、年末商戦での買い控えも心配される。
すれ違い通信はお互いが端末を持っていて初めて意味がある機能なので、どこまで本体を普及させられるかが大きなポイントになると思う。
まぁ、本当に必要なのは魅力的なソフトなのですがね。

【関連リンク】
・ 任天堂カンファレンス2010
http://www.nintendo.co.jp/n10/conference2010/

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