ある条件下においてのみ、梅雨に降る雨は嫌いじゃない。
雨の日の静かな部屋。
見上げる天井。感触。温度。変な緊張と安堵が入り交じった不思議な感覚。妥協ではなく、雨を懐柔している時間。
雨音だけが聞こえる部屋の中で、外の世界から取り残される空間がたまらなく好きだ。
あっという間に時間が経ってしまって、”今日”という単位があっという間に終わってしまう。
ちなみにボクのこの感覚を知っているヒトは本当にごく一部。
今日一日、とても贅沢な時間の使い方をしたんだよね。
自分の行為を正当化するつもりはないし、後悔してはいないけど、そういう自分本意の考え方が本気でずるいと思う。ただ、それだけ本気だったからか、嘘がないのが救いかな。
そのことをずっと独りで考えて、1日終わっちゃったみたいな。
でも、こういう時間が大好きだったんだよなあ、”昔の自分”は。
ああ、やっぱりこういう日はいつも雨だった気がする。
忘れられないからよほど印象に残っているんだな。
結局飲み過ぎたアルコールのおかげで朝からポーッとしていたけれど、今日の天気は絶対に忘れないんだろうな。
梅雨に付けたエアコン
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コメント
その事、もうずっと忘れないでください。