「3ヶ月以上他の仕事やってたらダメだと思う。芝居してなきゃ」
ある知り合いの役者さんがなんとなく言ってた言葉だけど、はっきりいってそれは大変なことだと思う。さらに言うと、この言葉は”その人から発せられるから初めて説得力を持ち、成立する言葉”だとも思う。ボクはその言葉がずっと引っかかっていて、それほど衝撃的なことなんだろうけど、その衝撃は「今年は数を絞っていこう」と考えていた自分にとってはすごく鈍く、ゆっくりとただ纏わりついていたものだった。
やっぱり、好きなことを続けるってことは、少しずつ他の何かを消耗していくってことなんだろうなぁ。そのことを現実的な問題として圧迫されていく人もいればまったく気にしない人もいる。そのことに気づかないフリをしてる人も。金銭的な問題から人間関係であったり、多少なりとも僕のやっていることは一般的に言われる”普通”の生活とはかけ離れている。効率も悪い。すっごく悪い。
そんなの好き好んでやるなんてマゾです。他人から見れば完全にマゾの領域ですよ。
そんな考えを頭の奥のほうでめぐらせながらオファーを受けてました。
今年はゆっくり数を絞っていくつもりだったボクが、今年4本目の舞台出演です。
まだ本決まりではないんですが、決まれば2007年12月13日(木)~17日(月)が本番。
脚本・演出をする方が素晴らしいので非常に楽しみ。
正式に決まり次第、詳細ここに書かせていただきます。
その他同時進行で動いてる舞台が現在2本。1本目は早くて来年の2月。こちらも、もうじきお伝えできるかと。
Re: ネクストステージ
この記事は約2分で読めます。
コメント
役者は時には鋭く攻撃的にならなければならないし、時にはじわじわと追い込まれなければいけないんだって、ディレクターさんが言っていました!
舞台の詳細決まったら教えて下さいね★見に行きます!
>>ぺこ さん
じわじわ追い込まれるのはしょっちゅうなんですが、一気に押し寄せてくることも多々あって困る。
そのたびに許容範囲を少しずつ広げていって (いかざるをえなくって)、それが成長なんだなぁとしみじみ実感します。
「もうだめだ」なんて、何回思ったことか。