監督:金子修介
原作:『DEATH NOTE -デスノート-』(原作:大場つぐみ/作画:小畑健)
脚本:大石哲也
音楽:川井憲次
出演:藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、片瀬那奈、マギー、上原さくら、中村獅童、池畑慎之介、藤村俊二、鹿賀丈史
データ:2006年/日本/140分 [ワーナー・ブラザーズ配給]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★☆☆
ストーリー
死神のリュークが落とした“デスノート”を手にし、殺人鬼キラとして凶悪犯を抹殺してきた夜神月(藤原竜也)。恋人が死んだ事件をきっかけに、キラ事件の捜査本部に入り込んだ彼は、キラ事件を解明するためにインターポールが送り込んできた天才青年L(松山ケンイチ)と壮絶な頭脳戦を繰り広げることになる。 (シネマトゥデイ)
インプレッション
前・後編一気に観たわけですが・・・。まぁまぁ楽しめました。原作の再現度ばっかり気にしてしまうのはもうしょうがない。原作モノの定めでしょう。僕の場合こういう原作モノは、劣化しているとか似ているとかではなく、作品に対する原作への愛のほうが個人的は重要だったりします。
その点この作品は、「原作とは違う驚愕のラスト」を銘打っていたので、どこまで原作をはみ出せるかが見ものだったんですが・・・何ともまぁ。
原作を知っているヒトには確かに違うラストではあるんですが・・・、時間上の都合でうまい具合につじつまを合わせてうまく編集したなぁという感じの変え方でとにかく原作を意識している感が否めません。スタッフは相当敏感だったんでしょう。なにしろ大ベストセラーの実写映画化ですから。忠実に再現しようと一生懸命で、観ていて、「いやぁよく出来てますねー」くらいしか伝わってこないのが悲しい・・・。
映画しか観ていない人は、1度原作 (漫画)を見ることを強くお勧めします。
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