時速100キロで歩くような速さで

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電車に乗っている間、心地いい雑音の中でただひたすら2インチほどの画面を食い入るように見ている人を眺めていると、自分の方の画面が相当小さく感じてくる。そんなとき、ボクの視点はだんだんとぼやけていき、たいてい定まってはいない。
流れる外の風景が背景になっていくように、焦点を合わせようともせずだんだん別なナニカに見えてきて、閉ざされた移動する四角い空間とともに意識を運ぶ40分。
ガコン。
電車を降りて、自転車の鍵を探しながら、たまに飲むブラックコーヒーで気持ちを切り替えて。
吐き出す白い息は近くで見ても、依然としてぼやけて見える。もう一度息を吐き出し、ダウンのチャックを上まで閉めて、空き缶入れを探しながら焦点を合わせる。

word 日記
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この記事を書いてる人
axe

俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
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コメント

  1. 夕凪ソウ より:

    映像が想像しやすくて空気感がある文章ですね~
    こういう文章読むと、活字って面白いなぁと思います。
    ブラックコーヒー、私は飲めませんがw

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