原題:CONSTANTINE
監督:フランシス・ローレンス
原作:ジェイミー・デラノ、ガース・エニス
脚本:ケヴィン・ブロドビン、フランク・カペロ
出演:キアヌ・リーヴス、レイチェル・ワイズ、シア・ラブーフ、ジャイモン・フンスー、マックス・ベイカー
データ:2005年/アメリカ/121分
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★★☆
ストーリー
かつて2分間だけ自殺に成功したことで、天国行きを閉ざされたジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)。彼は肺がんで余命は1年。天国に行くために自らの特殊な能力を生かして、悪魔払いのエクソシストとなるが・・・。
インプレッション
キアヌ・リーブスの『マトリックス』以来のアクション大作です。VFXがすごいと言うことだが・・・なるほど。まんま『マトリックス』のスタッフでした(笑)。
余命一年を宣告されたキアヌのヒーローっぷりもいろんな意味で味がありました。以前と同じ”世界を救う救世主”でも、まったくキャラクターが違います。アメコミ独特な”ダークヒーロー”といった所だろうが、どうもありがちに思えて仕方がない。キアヌが演じるということで新鮮味を保っている感じだ。演技のほうは、カメラの前で特別演じている様な雰囲気はなく・・・。いいのか悪いのかは別としてね。
“ヒーロー物”なのだが、敵やVFXの効果を見ていると、シュワルツネッガーの『エンド・オブ・デイズ』に見えてくるのは僕だけだろうか。
ただ、地獄の描き方が面白くて、なかなか良かったです。もっと地獄でのシーンを見たかった。あ、でも無駄にお金がかかる気がするし、あんまり見てると目が疲れそうだからいいかな。さらに、宗教色が強いのも特徴。とっても強い。ここは評価が分かれるでしょう。苦手な人は星一つ減ります。
『コンスタンティン』の原作は、米DCコミックス社で大人向け作品を扱う『バーティゴ』から出版されている『ヘルブレイザー』シリーズ。”天国と地獄はこの現実の世界と紙一重に在る”という設定が面白い。最近、アメコミ原作の映画が増えているが、それもVFX技術の進歩によるものだと考えられる。「こんな映像が可能になったんだから、実写化してしまおう」という、非常にアメリカ人らしい考え方だ(笑)。
この勢いでいけば、いづれ『ドラゴンボール』が実写化される日も近いでしょう。
コメント
『コンスタンティン』
2005年
アメリカ
121分
アクション
監督 フランシス・ローレンス
出演 キアヌ・リーヴス
レイチェル・ワイズ…
トラバありがとうございます。
劇場公開されたとき,観に行こうと意気込んでいたら周囲から「かなりおもしろくない!」と言われつづけ,なんとなく行きませんでした。
実際に見てみたらなんとなくそんな意見も分かったのですが(苦笑)。
わたしももっと地獄でのシーンがたくさん見たかったなぁと思いました(地獄にいるルシファーとか)。
まぁ,ブログに書いたとおりハナから勘違いして観てたんですけどね(^^;)
>>1 never_knows_best さん
ブログでも書かれているとおり、ガブリエル役のティルダ・スウィントンは独特の空気感がありましたねぇ。
彼女しかいないって思います。
個人的には、ルシファー(サタン)のひょうひょうとした演技が好きでしたw
コンスタンティン
2005年 監督 フランシス・ローレンス 出演 キアヌ・リーブス(コンスタンティン) レイチェル・ワイズ(アンジェラ・ドットソン/イザ…