スラムドッグ$ミリオネア

レビュー
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ポスター
邦題:スラムドッグ$ミリオネア
原題:Slumdog Millionaire
監督:ダニー・ボイル
製作:クリスチャン・コルソン
脚本:サイモン・ビューフォイ
音楽:A.R.ラフマーン
撮影:アンソニー・ドッド・マントル
編集:クリス・ディケンズ
出演:デーヴ・パテール、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピントー、アニル・カプール、イルファーン・カーン、他
データ:2008年/イギリス/120分 [ギャガ]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★★☆
[ストーリー]
 インドの大都市ムンバイの中にある世界最大規模のスラム、ダーラーヴィー地区(Dharavi)で生まれ育った少年ジャマールは、テレビの人気クイズ番組『コウン・バネーガー・カロールパティ』(”Kaun Banega Crorepati”、原題は『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア』、日本版は『クイズ$ミリオネア』)に出演する。
そこでジャマールは数々の問題を正解していき、ついに最後の1問にまで到達した。しかし、無学であるはずの彼がクイズに勝ち進んでいったために、不正の疑いがかけられ、警察に連行されてしまう。そこで彼が語った、生い立ちとその背景とは…。
(Wikipedia)
[インプレッション]
賞金のかかった番組のクイズの最中に警察に捕まってしまい、そこで半生を語りながらストーリーを追っていくという手法。
そのクイズや問答にしっかりとした意味があり、回想で流される主軸の物語がきっちりドラマとなっているので偶然とか整合性なんて気にしないでいいんだと思う。こういった作品においては。
脚本は奇をてらっているとかそういう意味ですごいのではなく、テンポとこの人物の人生を見せていく上でこういう手法を用いたのかという点が評価されるべきだろうし、クイズ番組という問いかけに答えながら自分自身への回想へと入っていくのがおもしろい。
そういう意味では一個一個のストーリーは章じたてとなっているのでぶつぶつとなっていてもとても見やすい。さらにテンポが良いというメリットがある。
人物やそこで起こる葛藤については語るべき点の多い作品だが、ボクはあえてこの作品の脚本の手法に観点をおいていきたい。見方によってはドキュメンタリーの手法をとった極めて非現実的な映画とも取れる。
全体としてのまとまりがいいのも高評価。ただ、少し人は選ぶ作品であることに違いはないだろう。

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