なんとも不思議な感情に見舞われた。
遥か先に見えていた大きな大きな物体が、気づいたときに意外と近くに横たわっていて、そのあまりに突然な距離感の崩壊に愕然とした。
大きいと思っていたその物体が、思ったよりも小さいのではなく、思ったよりも自分の見る目のなさに驚いたんだと思う。
ああ、天井を見ることばかりに気をとらわれていて、足元の地面を気にしないで歩こうとしている自分の滑稽さに悔しさを通り越してちょっと笑えてしまった。
信じるものは変えずに、目線を変えよう。
石コロ
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