[鬼 ONI] 9日目

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最高に晴れた日。世間は今日の祝日からお休みだそうで、朝の満員電車がなくなっただけでかなりのストレスフリー。
まるでGWに合わせたかのような雲ひとつない晴天に、ようやく傘を手放せる開放感です。
[碧組] マチネ 14:00 [名]
昨日の感覚を保ちつつ、さらにその他のシーンからの空気をつなぐようなお芝居でした。
思った以上に冷静に出来ていたのと、驚くほど落ち着いていて気がする。自分の中で整理出来たと思うのが正しいけど、まだまだもう何段階か行ける。行けるはず。
[紅組] ソワレ 19:00 [名]
明日が夜公演しかないので、みんな非常に元気だった印象。ラストにかけての流れは非常に良かったんじゃないかと思う。
ちょっとした感情のコントロールが出来てきた役者もいるので、またさらに予想以上のお芝居を見せてくれるキャストにモニター越しに驚いたり、純粋に楽しめました。
お客様にもきっと伝わってるはず。
どちらでも
“演出”という名のつく表現規制をどの程度受け入れるのかが、それをどの人から受け入れるのかによって芝居の方向性と言うものはまるで変わってくる。
もちろん演出家からの演出が絶対なのだが、それ以上に注目される役や思いがある役というのは様々な個人的な演出家がいっぱいいる。
どれも拾っていてはまったくまとまらないものになってしまうので、最後はその役の”自分”をどう演出するかをきちんと整理して出力するのが役者としての本当に求められる仕事なんだと思う。それを観た上で修正してくれるものだし。
そういう言い方をしてしまえばどっちでもいい。どこからでもいい。
自分を柔軟に保てるのならどこからの演出でもいいはず。
要は最後に判断するお客様がどう受け取るか。それが演出家を含めた僕らの最終目的だから。そこを履き違えてしまうと非常に勿体無いことになる。

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