トースターってあるじゃないですか、あのパンを焼いたりお餅を焼いたりするための家電。
あのですね、実は結構前から家にトースターがなくてですね、どうしてもってときは電子レンジについてるトースト機能を使っていたんですが、やはりまぁ簡易的なものなので火力が足りないので時間もかかりますし本家トースターと比べると焼き加減や味がどうしても見劣りしてしまいます (個人的にそう思います)。
それが理由で、最近はめっきりパンを焼いて食べなくなっていたんですよ。
とはいえ、基本的には焼き立てのパンにバターを塗って食べるのが大好きなので、いつか買おういつか買おうと思いながらタイミングを逃しておりました。
そこで、まぁ最近いろいろあって手に入れたトースターなんですが、なんと『BALMUDA (バルミューダ)』でした。
そこでちょいとレビューでもと思いまして。画像とともに感想などを。
BALMUDA The Toaster
正式名称は『BALMUDA The Toaster』といいます。
このバルミューダってのは、トースターなんて3,000円~5,000円もあればそこそこの物が買える価格帯の業界で2万円超えの製品なのでいわゆる高級トースターなんですが、2015年に発売されてからこれが大ヒットしてまして、毎日食べる食パンの革命とまで言われた商品なんですね。「感動のトースター」と公式にも銘打たれております。
高級ホテルのモーニングバイキングとかにも置いてありました。
スペック
バルミューダ スチームオーブントースター BALMUDA The Toaster K01E-WS(ホワイト) : Amazonリンク
製品名: BALMUDA The Toaster
メーカー: バルミューダ株式会社
型番: K01E-WS (ホワイト)
本体寸法: 357mm (幅) × 321mm (奥行き) × 209mm (高さ)
重量: 4.3 kg
消費電力: 1,300ワット
他のトースターと何が違うの?
ただ焼くだけの機能になんでそこまで金額が乗るの?と思ってたんですが、その秘密がこの上にある穴です。
ここに専用のカップから5ccの水を入れて毎回焼くんですね。すると焼いている最中にトースト内にスチームが出てきまして、焼き上がりに香りと食感を維持したままの味を再現できるそうな。公式にはスチームテクノロジーと書いてありますね。
まぁでもスチームの是非やテクノロジーよりも心惹かれるのはこのギミックですよ!毎回5ccの水を入れるという手間がまた面白い、というかこの負担すら付加価値にしてしまうデザインがいいですねぇ。
同時にトースト内の温度管理が徹底しているそうなので、様々なモードでしっかりと焼き上がりまでの品質を安定させているそうです。
専用に用意されているモードは4つ。
こんがり焼き上げるトーストモード、上火強めのチーズトーストモード、焦げ目をつけないフランスパンモード、表面がサクッと焼けるクロワッサンモード。
いづれのモードも薄いパンや厚めのパン、複数枚焼いたり、直前に使っていて温度が上がっている状態でもしっかりとヒーターが内部の温度を管理してくれいつもどおりの食感を維持していて素晴らしかったです。
もちろん通常の温度管理しない170℃~230℃までのクラシックモードもあります (クラシックモードではスチームは出ないので5ccの水は入れません)。
お餅とかはこれで焼くそうですね。アルミホイルとか敷かないとべったり金網についちゃいますけど。
このタイマー設定のダイヤルも非常にお洒落です。設定すると「ピピーン!…チッチッ… チッチッ …」と常に耳障りのいい電子音が鳴ります。出来上がりも「チンッ」ではないんですね。
バルミューダはなんと日本の会社!
このバルミューダもそうなんですが、高級家電と言われるカテゴリーが流行りだして、ダイソンとかルンバといった特筆すべき機能を持った家電が多くヒットしているなかでやはり目の付け所や付加価値の付け所がいいなぁと思うんですよね。さすがの発想というか、デザインもいちいちカッコよくて、日本企業だとスペックと便利性を優先させるのであまりデザイン料に付加価値が乗ってこない家電が多い印象です。
しかしですね、このバルミューダ…なんと日本製なんですって!
スイスとかイギリスとかのヨーロッパの企業の製品じゃないのかよって。バルミューダ株式会社って東京の武蔵野市にある純日本企業なんですね。ここが一番驚きました。
BALMUDA The Toaster まとめ
良いところ
- 通常のトースターよりも食感など美味しく焼ける
- 焼き上がりがとてもキレイ
- 音や機能などギミックが楽しい
- お手入れが簡単
- デザインがお洒落
- コンパクトで置きやすい
悪いところ
- 一般のトースターよりもお値段が (かなり)高い
- 毎回5ccの水を給水口に入れるのが面倒
- 思ったよりも内容量が狭い (食パンは2枚が限界)
- 網目が粗いのでお餅とかは少し大変
まとめ
まぁブログ的にはもっと味とか焼き比べみたいなのをしたかったんですが、見た目の焦げ具合がきれい!としか書けないのでこういった観点で書きつつ、味も個人的には絶賛しております(笑)。
味はもう普通に美味しいんですが、約10倍もお金を出すほどの違いがあるかというと、バルミューダの強みや魅力はそれ以外の部分にあると思うんでうよね。
こういった”パンを焼く“という日常の行為に感動や嬉しさという付加価値をつけ、他のトースターとは明確に差別化していて、実際に毎日食べるようなパンの味やプロセスが変わるというのはすごい衝撃です。
確かにお値段は多少はりますが、今までのトースターには戻れなくなりますよ。
ぜひ機会あればお試しください。
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