サウンド・オブ・サンダー

by axe | 2006年8月6日(日) 23:02

サウンド・オブ・サンダー
邦題:サウンド・オブ・サンダー
原題:A SOUND OF THUNDER
監督:ピーター・ハイアムズ
原作:レイ・ブラッドベリ『いかずちの音』
脚本:トーマス・ディーン・ドネリー、ジョシュア・オッペンハイマー、グレッグ・ポイリアー
出演:エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック、ベン・キングズレー、ジェミマ・ルーパー、デヴィッド・オイェロウォ
データ:2004年/アメリカ・ドイツ/102分 (松竹)
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★☆☆☆
ストーリー
 西暦2055年。人類の長年の夢、タイムトラベルが可能になった時代。6500万年前にタイムトラベルし、恐竜狩りを楽しむというツアーがおこなわれていた。しかし、トラブルによって1.3グラムの何かを過去から持ち帰ってしまった事により、生態系に異常を起こしてしまったのだった。押し寄せる進化の波”タイム・ウェイブ”。1.3グラムの謎を解き、人類は生き延びる事ができるのか・・・。
インプレッション
アクション超大作なんですが、なぜか劇場公開ではパッとせずレンタルで順位を上げているというB級的な扱いを受けている印象の本作。実際に『サウンド・オブ・サンダー』といっても知り合いにはほとんど通じません。キャストも渋い。
内容はタイムとラベルが可能になった西暦2055年という近未来SF設定。僕は男の子なんで、こういう設定は無条件で好きなのでとても気になっていました。
いざ観ていると、予告では町並みのシーンが挿入されるたびに2055年の世界観がどんどんぶっ壊れていきます。なんだこのハメコミ合成は、とあきれてしまうほど。まるで一昔前の特撮映画を見ているようだ。しかし、その割には小道具やギミックは凝っていてしっかりとしているのにCG合成でガクンと安っぽさが出てしまう(主に町並み)。しかし設定は個人的に好きで、世界観を作る”物”回りは非常によくできているので、こういうところで萎えてしまうのは残念だ。
しかし問題はそれだけに収まらない。合成だけならまだ許せるのに、脚本が。ストーリー展開の進め具合が、お決まりの段取りに見えてしまいどうしょうもないハメコミ演出が続く。ここで犠牲になるのがさも当たり前のように死んでいく登場人物たち。いきなり思い出を語りだされても感情移入もなんにもないのでより安っぽいドラマを見させられている感覚になってしまう。
まったく別の進化を遂げた生き物たちや、体は恐竜でゴリラのような顔をしたクリーチャーはよくできていると思うし見ていて楽しい(SF設定が好きなので)。しかし、ゴリラは哺乳類なので、恐竜との賭けあわせの進化はどう考えてもありえないなと邪推してしまったり。最後の人類の最終形態とも言うべき姿はなかなか良かったです。
まとめると、説得力を持たせるための画面効果や演出は中途半端にやると良くないよという結論。しかしながら、SF好きならもう少し評価が高くてもいいかと思います。

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