日別 アーカイブ: 2019年1月26日(土)

空気を読む人間よりも空気を作れる人間が上に立ったほうがいい

ある人物を試したければ権力を与えてみればいい

ある人物を試したければ権力を与えてみればいい」という言葉があります。
これは本当にそう思いますね。その人物の底が知れるので。
具体的には小グループを仕切らせてもいいし、とにかくその人物をグループの意思決定の中心に置くようにするとすぐにわかります。発言権がある立場に置くってことですね。

すると、時々自分の感情を優先して仕切る人がいるんですが、これは大変まずいです。
まず周りに気を使わせている時点で仕切りとしてはどうなのかとは思うし、それで滞りなく回っているというなら下の人間が優秀なんでしょうきっと。
万が一、そうさせるようにグループを計算して立ち回っているんだとしたら、ある意味天才と言われる部類の人物かもしれませんが。そんなヤバイ方のカリスマ性はあまり求められません。

ベクトルは同じか

組織として明確な目的 (ゴール)があるほうがまとまりもあるし、そのために衝突することは健全であるともいえる。この目的がブレていると些細な衝突が起きやすいし、解決策はそれぞれの心持ちになるので非常に難しくなる。その軋轢のほとんどは他の人間にとっては無駄なものなんだから。

なので、目的なくただ振り分けられただけの組織はその部分が本当に難しいと思います。
例えば学校のクラス等ですかね。年齢や地域という共通項はあっても向かう目的が一致しないので非常にデリケートな人間関係が求められるし、その後に体験するであろう、サークルや会社、趣味グループなど他の団体よりも格段に難易度が高いだろう。多感な時期ゆえ成績だけ取っていればいいってわけでもないので。

優先する項目がけっこう大切

立場を持った人物が自分の行動や方向性をグループ内で利己的に考えてしまうとメンバーとの齟齬が生まれやすくなるし、非常に大切なその人物に対する”説得力“というポイントがどんどんとなくなってしまう危険性がある。
ゲームみたいなもんでこの数値が減るともうなにしてもだめ。ただの口だけの人間と思われてもしょうがない状態なのでどんどん利己的に振る舞っているようにしか映らなくなるという悪循環に陥る。

逆に、自分のいやすい環境がイコールみんながいやすい環境であればとても理想的。
自分の行動で周りにいい影響をもたらす状況を作れるならどんなに利己的でも成立すると思うんですけどね。結果的にいい環境づくりは自分にとってもプラスになるんだから。
本当にすごい人は多少自分を殺してでもこの空気づくりを優先する場合がある。恐ろしいことに計算で。それがトータルで自分にとってもプラスになると踏んでいるから。

人の上に立っていたり、団体をまとめているような人物はたいていこういう素養を持ち合わせていると思っています。
動かすプロジェクトや目的がどんなものであろうと、直接関わるのはどこまでいっても「人」なんだから、そこをすっ飛ばして目的を優先してしまうと、とたんに破綻する。もしくは我慢する人間がいて成り立つ歪な組織になる。
結局、人のことを考えてやれる人間が一番強いと思うわけです。

そもそも下の人間だとさらに厄介

これはまた別件だけど、この利己的な考えを履き違えているのが責任者以外の人間だともっとやばい。
立場も持っていないのに独自の判断基準でグループ内でカテゴライズ化して人を見たり分けたりしてしまう傾向が強い。そういった発言をするのはあまり賢い行動とは思えないし、 上記と同じ理由から、 結果的に悪手にしかならないということに早く気づくべき。
今風の言葉でいうところの、あなた個人の感情でマウントとかとってる場合じゃあないんですよ。と、できれば上の人が言ってあげるべき (こういう人物は下の人間は尊重しないので)。
経験上こういう人物が多い団体は環境的にも非常に良くないと思います。
一部を除いて人が定着しない (入れ替わりが激しい)組織にありがちなやつですな。

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