劇団ZAPPA『空 -SORA-』の公演中にかけて東京芸術劇場シアターウエストで急激に勢力を伸ばしてきた一派がおります。その名は「羊隊」。
彼らはストイックにタオルの”羊巻き“を追求し続け、その勢力はFacebookや各種SNSを使い、お客様までをも巻き込むほどの反響となり、一部の間ではこのタオルの巻き方を知りたいと質問が殺到したとかしないとか。未だかつて、ZAPPAタオルがここまで出演者とお客様を繋げただろうか…。
[空 -SORA-] 10日目の記事でも紹介している通り、羊隊に参加するメンバーは続々と増殖していき、その勢いが衰える気配はありません。
というわけで、この羊巻きの正しい作り方を画像付きで解説したいと思います。
さあ、この巻き方さえ覚えればあなたも羊隊!
羊巻きの作り方
解説してくれる講師は天チームの新門辰五郎を演じていた高島大幹氏と男谷精一郎を演じていた小菅達也氏。双方とも羊隊の筆頭メンバーです。
さあ君もタオルを用意して、レッツスタート!
1. 適当な長さのタオルを用意する (フェイスタオルくらい)
家にあるスポーツタオルかフェイスタオルでいいので、適度な長さのタオルを用意します。
なんと、劇団ZAPPAの前売り特典でもらえるZAPPAタオルがちょうどいい長さ!
2. 三つ折りにする
細長くするために、タオルの上と下を折りたたむように三つ折りにします。
パタン!
3. 端の方から左右均等に丸めていく
ここ! ここがポイントなんですが、左右の端からワイシャツの袖や、靴下をまとめるようにクルクルっと丸めていきます。ここで丸めた大きさが完成した時の左右の出っ張りになりますので、左右均等にすることで美しい羊の形ができます。
4. 三つ折りを開き帽子のようにかぶる (乗せる)
パカっと!三つ折にした真ん中を開いて、それを頭に合わせてかぶれば完成です。
頭にタオルを”巻く”というと、縛るイメージなんですが、実はこの羊巻き、帽子のように乗せているだけなんです。
なのでこの巻き方は、あまりホールド力はありません。
はい完成!非常に簡単ですね!
モデルは天チーム島田虎之助を演じていたあやいち氏。
悪ノリではない! これは毛をかけた戦いだ!
公演期間中、共演者のみんなも初めは気持ち悪がっていた人もいましたが、羊巻きの魅力には勝てずどんどんとその数を増やしていきました。
殺陣稽古でも着用するものも出始め、本格的に羊隊の時代が。
とはいえ殺陣や稽古中、ふざけていると怪我をするのでみな全力で、真剣です。
もう一度言います、ふざけていませんよ。真剣です!
最後は劇団ZAPPAの座長澤田さん (画像左端)や照明さん等スタッフまで巻き込み、新選組さながらのラストシーンまで再現させてもらえました。
え、作品が違うって? (これは前回公演『風 -ふう-』のラストシーン)
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