[空 -SORA-] 9日目

モニター前の若頭 空 -SORA- (2014)
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早いものでもう残り3日間になってしまいました劇団ZAPPAの『空 -SORA-』。
こうやって毎日池袋の東京芸術劇場に通うことができて幸せ。もっと楽しもう。
鯔背な手ぬぐい!
頂いた差し入れも美味しい食べ物や多種多様なものが。
海舟にちなんだものをいただけることも。本当にありがとうございます!
写真は鯔背(イナッコの背)柄の手ぬぐい。作中に出てくるボラ (イナッコ)と海舟の関係を知っている方はピンとくるはず。さっそく鏡前で使わせていただきました。
ちなみに、初日の鏡前はこんな感じ

天 7回目、晴 7回目

[天] マチネ 14:00

金曜平日の昼でもかなり温かいお客様で、しっかりと反応があってとてもいい雰囲気だった。
みんなもだいぶ余裕が出てきて、集中できていたと思う。
個人的にもどう見られているかをようやく客観的に見れるようになって来たかな…。
あまり狙いすぎてもあれだけど。ここに来てさらに、だんだんと形ができてきた

[晴] ソワレ 19:00

昼に続いて夜のお客様もとてもいい雰囲気。お客様も非常に多く、演じている役者全体にもいい意味で力が入っているのがわかった。
遊びどころが増えてきて楽しい。

1枚、2枚と重ねるごとに

重ねて重ねるって漢字の通り、そのまま重くなるってことなんですよね。
例えば薄っぺらい紙でも重ねると非常に重くなります

稽古で作り上げた、一つ通した芝居に、気づき発見という新しい要素が折り重なっていき、今まで体験したことのないような感覚で演技ができる時があります。
それが公演を重ねる強み。演りようによっては経験を重ねてどんどんその役に憑依でき、良くなっていきます。
稽古をいくら繰り返しても一回の本番の経験値には到底及ばない理由がそこにあります。

舞台は生物なので芝居に完成はないんですが、できるだけクオリティを上げた状態で本番に臨みたいですね。こういう化学変化に柔軟に対応できるように。
モニター前の若頭
楽屋前のモニターを食い入るように見ている、わりと素の若頭

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