税抜きとか税込みとかそんなの気にしないで買物をするようになった自分をふと思い出して。子供の頃、馬鹿みたいなローテーションで買っていたお菓子をどんな気持ちで眺めていくんだろう。
その頃考えていたことなんて残っていないものほど曖昧で、もったいないなぁと思うんですよ。ある程度解釈されていないままの感情が溜まってきて、いつか自分のプールを満タンにするんだろうな。誰かが見張っているわけでもない水量は、自分の推量でしかない。
開けずに置いてある缶コーヒー。
書き溜めた言葉。
スタンバイ状態のまま光々と規則的に変化するスクリーンセイバー。
夜と朝の境界線で意識を飛ばしながらまどろんでいる時間帯が好きだ。
どこに自分があるのかなんてどうでもよくて、出力できない物はためずに消してしまうような効率的な考え方が出来ないのは、何かをしたいとかじゃなくて、ただ無駄にしたくないだけ。今がいちばん大切だから。
記憶だけじゃなく、脳裏に焼き付くその時の感じた味、匂い、感触、音が今の自分を作ってるんだな。ありがたい。
引き金は多い方がいい
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