前回同様、千秋楽には”瓦版屋”こと矢ヶ崎さんによるキャスト紹介がありました。
カーテンコールで役者が並ぶと、どこからともなく客席の花道から瓦版屋が登場し、瓦版を読むかのように各キャストの口上を添えて紹介していくのです。
今回もお客さんのみならず、役者一同にも大変好評でアンケートでも反響が大きかったんですよ。
しかしこの口上文、全て矢ヶ崎さん本人が考えており、原文が1枚しか存在しないのです。コレは是非とも残したいということで、去年のように、ボクのホームページにてキャスト写真付きで公開させていただきます!!
テンポが非常に良く、聞いていてそのキャラクターのことがよく想像できるので観に来ていただいた方にはその役のシーンまで浮かんでくると思います。やはり前回同様矢ヶ崎さんオリジナルのテンポを崩したくないので、漢字なども可能な限り原文まま掲載させてもらいました。
ではどうぞ!!
【 瓦版屋 】
【 西村謹吾 】
【 やつで 】
【 金田源一郎 】
【 かずら 】
【 竹貫三郎 】
【 なずな 】
【 高山健彦 】
【 うつぎ 】
【 つばき 】
【 伊牟田尚平 】
【 権田直助 】
【 金原忠蔵 】
【 大木四郎 】
【 江島勘兵衛 】
【 おはま 】
【 てる 】
【 相楽総三 】
【 大原数馬 】
■ 裏話
見ていただくとわかると思いますが、実は今回、妛・棗の各組キャストごとに全て口上分が違います! 前回はダブルキャストの役は同様のモノだったんですが、組によっては役の作り方が違うということで矢ヶ崎さんがほぼ全員分の紹介文を考えてくれました。
この口上は矢ヶ崎さんが、本番に入ってから最後の最後まで考えているので、それぞれの役者が作ってきたその役のことをよく見て書かれているのが感じられます。
コメント
今回、27日の妛組と28日最終日の棗組を観させて頂きました(ZAAPAの公演はいつもラスト2日間の夜の部を観ています)。
キャスト紹介の口上が組によって違うとは思っていませんでした。これは最終日に2回観るべきかも知れないですね(^ ^;)
今回の作品も、笑えて、切なくて、興奮できて、感動して…。
とにかく本当に最高でした。
それに足を痛めてるようにはとても見えませんでしたよ。
大木とのシーンでも、普通に投げられたりしていましたし。
>>KAZU さん
コメントありがとうございます。
そうなんですよ、今回のキャスト紹介の口上は全キャスト個別のものが読まれていました。
“瓦版屋”の矢ヶ崎さんは本当は前回からやりたかったことだそうです。
しかしですね、千秋楽の公演では見れないものもあります。
それは、キャストによるグッズの宣伝です (笑)。
まぁ、これが回によって微妙に毎回違いますし、大抵グダグダなので賛否両論ありますが、逆にそれが良かったと言ってくれるお客様もいらっしゃいます。
もちろん、いつの回を観に来ていただいても本編内容はまったく遜色ない、そのときの最高のものと自負しておりますのでご心配なく。
相撲のシーンは、大木 (役の北崎)さんに相当頑張ってもらいました。
体重移動や足の踏み込みなど、僕に合わせてくれていたので負担を軽減して芝居ができました。
言ってみれば、まさに一人相撲ですが。