気づけば今年ももう折り返しですか。
梅雨ですよ梅雨。”ジメジメ”の代名詞ともいえる梅雨。梅雨入りしてもそんなに雨が降らないんで、あっちゅう間に終わるかと思ってたらそうも行かないみたいで、ようやく梅雨らしくなってきました。でさ、どんなんが梅雨らしいのかね。
ボクはね、梅雨は”雨がシトシト”というよりも、”曇り空”のイメージのほうが強いんですよ。空というよりも色的なイメージなんですけど。
あとはね、ナメクジ。この時期へきて一段と存在感を醸し出してきました。その視認率は蚊やゴキブリのそれを圧倒します。蚊はね、刺されてるんだけどね、見つからないんですよ。暗躍してます。それにしても風呂場にいるナメクジは一体どこから入ってくるのか。
ここ最近は曇りが続いていて朝の電車がいっそう殺伐としてます。目を血走らせたサラリーマンが場所を確保しようと必死に身体を入れてきます。さらに彼らは、かたくなとも思えるくらい携帯を見ようとはしない。ぶつかってきてそそくさと携帯を開いて視線を逸らそうとする若者とはちょっと違います。それはいったい何のプライドなのか。文庫本はOKらしい。
身長の低さを利用してポジションを確保してくる輩もいます。これは小柄なおばさんに多く見られるんですが、大抵こういうおばさんは肝が据わっていて、2,3人でかまわずつっこんできて、戦場ともいえるものすごい状況の中、平然と世間話をし始めその場を和ませてくれます。空気が読めないまま盛り上がってる様子がまた・・・、この人たちだけで車両の空気さえ変えてしまうパワーを持ってるからね、いやはや侮れません。ただ、渡辺さんとこの息子さんがお受験だとか、旦那さんがビリーズブートキャンプに入隊したとか、はっきり言ってどうでもいい。さらに、旦那さんの体脂肪が38%なんて細かいデータはもっとどうでもいいんだけど、ビリーの体脂肪率は6%で7度の空手世界チャンピオンだとか、そんなちょっとしたトリビア織り交ぜて、ヘェとか思って聞いてしまったじゃないか。車両の周りの客も”12ヘェ”くらい叩きだしてるよきっと。
そんなことよりマダムよ、濡れた傘を押し付けないでいただきたい。
コメント