原題:PIRATES OF THE CARIBBEAN:DEAD MAN’S CHEST
監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作総指揮:ブルース・ヘンドリックス、エリック・マクレオド、チャド・オマン、マイク・ステンソン
脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
音楽:ハンス・ジマー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ビル・ナイ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、ケヴィン・マクナリー、ナオミ・ハリス、ジョナサン・プライス、マッケンジー・クルック、トム・ホランダー、リー・アレンバーグ、ジェフリー・ラッシュ
データ:2006年/アメリカ/151分 [ブエナビスタ]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★☆☆
ストーリー
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は、海底の支配者として悪名高い、さまよえる幽霊船“フライング・ダッチマン”の船長デービー・ジョーンズ(ビル・ナイ)に多額の借金があった。ジャックは自分自身の保身のため、仲間であるはずのウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)やエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)を裏切ってしまい・・・・・。(シネマトゥデイ)
インプレッション
ディズニーランドの有名アトラクション”カリブの海賊”をハリウッドの資金力と壮大なスケールで映画化したエンターテインメント大作。主演はおなじみジョニー・デップ。楽しそうに演技するなぁと思いながら観てたけど、なかなかどうして。前作の『呪われた海賊達』のときなんかよりも計算されつくした演出、というより動かされた感がたっぷりな演技に。型にはまってるわけじゃないんだけど、どうもキレイすぎるッス。いわゆる随所に仕込まれた”ネタ”の完成度勝負って感じの演出でした。
ストーリーは、表向きエンターテインメント超大作のくせにやけに密度が濃ゆい。前作から3年も経っていると設定なんて良くわからんのですよ。そんな観客は置いてけぼりでストーリーは進行していきます。「予習していると、より楽しめますヨー!」ではなく、「キミたち、もちろん前作は観てくれたよネ!」とも言わんばかりの2時間半です。
子供でも楽しめるはずなんですが、かなり重要な台詞や決め台詞が展開上サラッと言われてしまうので (これはこれでカッコイイ)、大人にとっては”にくい”演出なんですが、子供にとっては”観にくい”(わからない)演出になってしまうような感じが否めません・・・。
しかも何をやっているのかが大事だというのに、展開を説明してくれるキャラクターが皆無というところが痛い。デップが何をしたいのかが分からないまま、画面上に起こった出来事を眺め、次回へ続く!! なんて終わり方だもんで、とってもやきもきします。いくら3部作のつなぎだとしても、しっかり結末をつけてほしかったなぁ、と観た人 (特に映画館へ足を運んだ人)は、まさにスパロウに肩透かしを食らった気分でしょう。
今作『デッドマンズ・チェスト』と同時撮影された次回作、『ワールド・エンド』は3部作の完結を描いているようなので、今年の5月公開に合わせてTVの洋画劇場等でバンバン流されることでしょう。要するに製作側の「一気に観てネー!」という宣伝手法ってことでOK?
コメント
ちょっと、すごいリニューアルじゃないですか!
見やすい感じだけど、ちょっと軽い感じがしますがw
パイレーツオブカリビアン、次回作はどうなるんでしょうね?
絶対に、ジャックは生き返るに一票ですよね。
>>☆☆☆ さん
ちょ、ネタバレww
いや、まだ”死んだ”描写はないので分かりませんよー・・・ってことで。(^_^;)
ファンタジーなんで、魔法、呪い、復活、なんでもありですからね。
サイトはリニューアルしたんですが、まぁMTのバージョンアップしたんですよね。
デザインは保留です。
だからカテゴリが抜けまくりですw
カウンタも一時、携帯サイトのみ。
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト
騙されても信じることがテーマ・・・だっちゅうの!