ゴールド・エクスペリエンス

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「別れは突然やってくる」と誰かがよく言ってましたが、そんなのは別れた人の主観です。相手にとっては「来るべき時が来た」と思う人もいるでしょうし、こうなることは前から感じている人も少なくありません。まぁその場合、だいたいどちらかが一方的に別れを告げるケースなんでしょうが。今回のボクもそういったケース。
いきなりの別れでした。はっきりとは覚えてないんですが、4~5年は付き合っていたはずなんですよね、ボクの右上奥にずっといてくれて。しかし、あっさりと抜かれていきました。歯医者でね。ものの10分で。初診なのにさ。
抜いたのは親知らずなんですが、なんかみんなの話を聞くと親知らずの抜歯ってもっと大々的なもんかと思ってたらそうでもなく、初対面の先生は僕の歯を診て、「親知らずがまっすぐ生えていたので以前治療したみたいなんですが、また虫歯になってきているので・・・抜きましょうか? どうします??」と。
聞いてみると、もともとブラッシングしにくい位置なのでこのまま悪くなっていくよりも抜いたほうがいいらしいです。”親知らず”を抜くということはいつかは来るのかなぁなんて思っていたので、「お任せします」と答えてみると、「じゃあはじめましょうか・・・」なんていいながらおもむろに注射を取り出す先生。
ああ局部麻酔だなー、なんて思いながらホントにいきなりな出来事にややドキドキしながらも、物心ついてからの抜歯なんていうめったにできない経験をしかと脳裏に刻んでやろうと、アンテナを張り巡らせて麻酔の効き具合から最近の抜歯事情を身をもって体験する気満々でした。抜歯の恐怖よりも好奇心の方がはるかに勝っていたわけですね。こういうとき、我ながら便利な性格だと思う。
本当にアッという間に抜けていきました。ボクの親知らず。注射をしてすぐに麻酔が効いてきて、抜歯の最中はまったくといっていいほど痛みを感じません。なにやらごっつい機器で押さえつけられるような圧迫感しかないので、なんとなくひっぱてるんだなぁくらいしか分からないんですが、さくさく進めていく先生に「この人は何を考えながら人の歯を抜いてるんだろう」なんて思いながら馬鹿みたいに口を開けて待っていることしかできなかったです。当たり前ですけど。しかし、本当に感覚がないので自分の口の中がどれほどの惨事なのかも理解できずに、いつ抜けたのかも分からないまま、程なくすると先生がガーゼを口に入れてきました。これを20分くらい噛みっぱなしで出血を止めるそうです。おしまい。早。
所要時間は10分くらいでした。
一応痛み止めをもらいましたが、麻酔が解けても特に痛く感じないので飲んでません。今日分かったこと。ボクは痛みに対して、わりと強い耐性があるみたいです。中3に骨折したときも、麻酔を使わず無理やり正位置に直したし。

日記
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axe
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俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
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コメント

  1. ぺこ より:

    齒抜いたんですか…ぺこは歯医者に一回しか行ったことないので、ただ恐いイメージです。ペコは八、九年四本の親不知ど付き合っていますが抜いたほうがいいのかな…。痛そう…。痛みに弱いおいらはびーびー泣きそう。一昨日もヘルニア再発して今も凄く痛いし。

  2. わたる より:

    どうも。お疲れ様です。
    俺、以前歯医者で親不知抜かれた時はペンチみたいな器具で引っ張られたんだけど、そのペンチの圧に親不知が耐え切れずに口内で親不知が破裂して大変な目に遭いました・・・。
    すっぽりと抜けたあなたがうらやましい。
    しかし、不穏な出だしに少しドキドキしちゃいました(笑)

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