CODE46

レビュー
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CODE46
邦題:CODE46
原題:CODE46
監督:マイケル・ウィンターボトム
脚本:フランク・コットレル・ボイス
出演:ティム・ロビンス、サマンサ・モートン
データ:2003年/イギリス/93分
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★☆☆☆
ストーリー
 近未来の上海で”パペル”と呼ばれる滞在許可証を偽造していたマリア(サマンサ・モートン)は、その調査に訪れた既婚のウィリアム(ティム・ロビンス)と恋に落ちる。だが2人は同じ遺伝子を持つ者同士で、その関係は”CODE 46″という法律で禁じられていた。

CODE46
(1) 子作りの前に遺伝子検査を義務づける。遺伝子が100%、50%、25%同一の場合の受胎は許されない。
(2) 計画外の妊娠は胎児を検査すること。100%、50%、25%同一の場合は即中絶すること。
(3) 両親が遺伝子の同一性を知らない場合、法規46違反を避けるべく医療介入する。
(4) 同一性を知りながらの妊娠は、法規46に違反する重大な犯罪行為である。


インプレッション
こういう近未来の世界観大好きなんですよ。DNAレベルで、病気になりやすい国や地域があり、”パペル”という許可証がないとそこの地域にすらいけない。リアルで現実味があり、閉塞的な世界状況がよく描かれていました。
ただし、この点は多少説明不足で、よく読み取れていないとまったく分からなくなってしまうでしょう。そうなるとこの映画、ただ淡々と”男の不倫物語”と化してしまいます(笑)。”SFサスペンス”と題打ってますが、全然そんな話ではありません。もうちょい2転3転と、展開があればよかったかなーと思います。
個人的にはもうちょっと未来の世界観を期待してました。最後のオチも、身もふたもない・・・。そこに行き着くまでの2人の恋愛感情、絶望感、引き剥がされたときの失踪感をどう見せようとしていたのか。ちょっと疑問です。93分の上映時間がとても長く感じました。話についていけない人はもっと飽きてくるんだろうなぁ。
何の生産性もない終わり。いうなれば”何も問題ない”終わり。とにかく、終わり方がよければもうちょっとしまるのに・・・。飽き始めてきたけど、どんなラストになるのかを期待してモチベーションを保っていたって人は、見事に肩透かしを食うでしょう。賛否両論ある終わり方です。お世辞でも「衝撃のラスト」とは言えません。まるで制作費がなくて、打ち切りになったような・・・w。

レビュー映画
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俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
出演予定の舞台情報もこちらで発信中。

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コメント

  1. 洋楽生活 より:

    CODE46

    CODE46をレンタルしてきました。
    ストーリー: 近未来の上海で“パペル”と呼ばれる滞在許可証を偽造していたマリア(サマンサ・モートン)は、その調査に…

  2. 背番号12 より:

    TBありがとうございました。
    まったくの同感です。
    ほかの近未来モノに比べるとオチがわからなかった。
    で、どうなんでしょう・・・みたいな。
    映画「アイランド」の方がいいかも・・・。
    深~く考えるとイロイロ見せ場があるらしいですよ。

  3. キタザキ より:

    おひさです。
    この映画、マイケル・ウィンターボトムの作品の中で最もくだらないとされてるやつですよ(笑)
    SF撮れる監督じゃないもん。
    サマンサ・モートンがSF出てると、どうもマイノリティーリポートを思い出してしまう。

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