金と銀の鬼

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チラシ
X-QUEST PRESENTS
『金と銀の鬼』
[Cast]
伊勢直弘、トクナガヒデカツ、佐藤仁美、市川雅之、荻窪えき、清水宗史、塩崎こうせい、大西小西、谷口洋行、野地春秋、高田 淳、金木孝明、横内亜弓、片桐はづき、宮脇 愛、猪狩敦子 (bpm)、上杉晋平 (オフィス★怪人社)
[Staff]
脚本・演出:トクナガヒデカツ
照明:田中徹 (テイク・ワン)
音響:中村成志 (SoundGimmick)
音効:中田摩利子 (OFFICE my on)
舞台監督:横尾友広
音楽:隆勇人
振付:野地春秋、塩崎こうせい、若原幸
衣装デザイン:若原幸
衣装:若原工房
衣装製作:田口裕美
舞台写真:荒多恵子
アーティスト写真:石澤知絵子
宣伝美術:emmy
殺陣:x-BLADE
演出助手:高野麻利恵
制作:高橋のぞみ、山崎志保
制作協力:SUI
企画制作:X-QUEST、アップフロントワークス
主催:オデッセー
[Time table] 青字=観にいった回
09月12日(水) 19:00
09月13日(木) 19:00
09月14日(金) 19:00
09月15日(土) 14:00、19:00
09月16日(日) 14:00、19:00
09月17日(月) 13:00、17:00
 [上映時間:約120分]
[Ticket]
前売:4,000円
当日:4,500円
 (全席指定)
[Place]
シアターVアカサカ
(→赤坂駅 5番出口より徒歩5分)
[劇団 公式サイト]
X-QUEST on WEB
http://x-quest.jp/
[ストーリー]
 人里離れた、鬼の里を治めるのは「金」と「銀」という鬼の兄弟。
 「銀」はある日、「金」を出し抜こうと飛行術を研究している「人間」に近づく。
 しかし、やはり鬼の頭首を狙う「鐵」はこの事ろ利用して…。
 時、同じく「桃太郎」「緑丸」という剣豪が鬼の里にやってきた-!
(チラシから引用)
[インプレッション]
「桃太郎」に出てくる”鬼”に視点をあてた作品で、殺陣と芝居がテンポのいい芝居でした。
今回、初めて観る劇団なんですが、序盤からいきなりの大立ち回り。鬼と戦う黒いスーツ姿の男たちが、妙なかっこよさになっていていい。ミスマッチ的な何かを狙っているのかと思ったら、その後スーツ姿の男は一切出てきませんでした。
僕も語れるほどやってはいませんが、殺陣はBGMにあわせてアクションを見せていく、どちらかというとダンスのような感じの軽快な部類でして、いま劇団ZAPPAでやっている殺陣とはまた異なるもの。持っている獲物も、僕らはジュラという模造剣に対して、この劇団は銀色の棒状の鞘もない剣 (割とよくあるらしい)でした。軽いのでくるくるとよく回していたのが印象的でした。どちらがいいとかではないんですが、アクションに関しては多すぎて、シーンによって完成度の差がはっきり見えたかな。でも、全体的には豪華なつくりでした。
内容は、結構複雑そうなことをやっているんですが、終わってみれば一本道のお話しをなぞっていくカタチなので、そこまでこねくり回せないような感じなんですが、いろいろと紆余曲折な理由をつけて何とか最後まで見てみると、2時間しか経ってませんでした。もうちょっと長く感じてしまいましたが。脱線が多すぎてちょっと疲れたのかな。やっていることは楽しいんですが、見たいものがちゃんと見れないような軽いストレスがあったのかもしれません。
評価:★★★☆☆

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