Panics in the Paradice ~或いは淑女たちのユーウツ~

レビュー
この記事は約3分で読めます。

ポスター画像
東京ギヤマン堂 第六回公演
『Panics in the Paradice ~或いは淑女たちのユーウツ~』
[Cast]
宮本欒、宮崎トモミ、小澤庸子、井伊順子、荒井麻理、車杏里 (Tip Tap)、鈴木志穂、田頭佑紀、川島真由美、山田智子
[Staff]
脚本/演出:広瀬達也
音響:角張正雄 (Sound Club)
照明:川村真裕子
舞台監督:川守田政人
美術:野島ののじ
[Time table] 青字=観にいった回
05月09日(水) 19:00
05月10日(木) 19:00
05月11日(金) 14:00/19:00
05月12日(土) 14:00/19:00
05月13日(日) 15:00
 [ 上映時間:約120分 ]
[Ticket]
前売:2,500円
当日:3,000円
[Place]
神楽坂 die pratze
(→飯田橋駅東口、徒歩10分)
[劇団 公式サイト]
http://tokyo.cool.ne.jp/tokyo-diamant-dou/
あらすじ
大地震発生!! 超高層ホテル地下1階、婦女子の聖域、「女子トイレ」に閉じ込められた「お嬢様方」の大冒険! 水は出る! ただし「トイレの蛇口」なので我慢する。疲れたら座りたい! ただし「トイレの床」なので我慢する。
「お嬢様方」の「狼狽」はいつまで続くのか?
「お嬢様方」の「我慢」はそんなに長く続かないのか?
あてのない女子10人の閉じ込められ方軽挙妄動の行く末や、いかに。 (公式HP)
インプレッション
それぞれに悩みを抱えたお嬢様たちが集まる中、イキナリトラブルに見舞われてしまうという内容。場面は終始女子トイレの中で展開される、群像劇です。
こういった話は、脚本の内容が絶対なのは間違いないんですが、それを魅せる役者の力も大変大きい部分を閉めるんだなぁと思った。良くも悪くも。やっていることはとても面白いんですが、ちょっと物足りないというか押しが足りないというか、ボクの観た回はお客さんの反応が来る”もう一押し”がほしいところだったんですが・・・テンポもちょっと悪かったかな。こういった台詞で見せていくような舞台はテンポが生命線だから。
内容はとてもよくわかるし、ちゃんと複線も消化されていくので観ていてそれはそれで満足感が得られる。あえて言うならば”トイレの中”という設定の必要性。この設定をもっといろいろなところに生かしてほしかった。キャラクターの見せ方とか、トイレの中を終始気にしているヒトとか (座り方とかやっている人はいましたが)。話の本編自体はぶっちゃけ密室ならばどこでも成立してしまうのが残念。個人的にはもっと楽しめただろうなぁと。
とにかく狭い個室に総勢10名の女性キャストがひしめき合います(笑)。 そんな画は創造していたんですがみんなが遠慮してしまうような並び方が多かったような気が・・・そうなるとやっぱり気が抜けていたり、芝居してないヒトは誤魔化せずに露骨にわかってしまいます。しかし、そんな中でもしっかりと芝居しているヒトはきらりと光るものは見えるんですねー。何人かのキャストはよく目で追っていました。たとえ台詞が少なくてもきちんと魅せられる(目立つ)いい例でした。
評価:★★★☆☆

レビュー観劇
スポンサーリンク
axeをフォローする
この記事を書いてる人
axe
axe

俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
出演予定の舞台情報もこちらで発信中。

axeをフォローする

コメント

  1. リタ! より:

    ご来場ありがとうございました。
    非常に参考になる意見いただきました。
    良い眼をしてますね。
    信用できます。

  2. axe より:

    >>リタ! さん
    どぁぁー!!
    お恥ずかしい。
    独断と偏見でチラシの裏に書いているようなものですので。。
    コメントありがとうございます!
    もっと突っ込んで言うと、リタさんの芝居が見たかったんですけどね。
    今回は出演してなかったので少し残念で。
    でもオレンジの中の人には驚きが隠せませんでした(笑)。

タイトルとURLをコピーしました