月一

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新月の前日は、夜になって真っ暗な空を見上げて目ぼしい目標点を見つけて考えます。
ふと一人の時間になると、これから処理することやたまったタスクを漠然とうじうじうじうじ考えて自分のキャパオーバーになるくらいにしてメモリを開放する。時々、わざとそんなことを繰り返している。
大事なのは一人の時間。自分だけ。
考えていることはきわめて個人的な、自分自身の問題に依るところが大きいので、他人ではなにも変えられないし、意味が無いからだ。
しかし最近、他人ではない自分以外の人間が存在するということが、どれだけ大きいものか考えさせられた。恥ずかしながら僕にとってそれは、とても刺激的な毎日となっているのを認めざるをえない。一人ではないのだから。自分でも驚くくらい、想像以上に頼っている部分なんだろうと思う。
こういう脳内デフラグによる情報の最適化は無意識のうちに良くしていたが、最近はこういうふうに考えられる分、より建設的になってきているのだろう。
これは今まで完全に独りでこなしてきたからだ。
こなしきた、隠してしまいたいくらいの自分の行動も凛として足跡と言えるくらい前に前に、自信を持って考えられるから。

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俳優活動をしています。
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