JUDY ~The Great Unknown Squadron~

レビュー
この記事は約3分で読めます。

オモテ
グーフィー&メリーゴーランド 公演
『JUDY ~The Great Unknown Squadron~』
[Cast]
久世恭弘、木内友三、左門太平、阿部有希、菅沼かよ、星野重雄、福井弘一、酒井孝祥、征矢かおる (文学座)、浜本ゆたか、小山陽子、大町沙矢香、直井よしたか、川口美穂、伊藤竜次、高瀬潤一、野上敦美、青木朋一、紺谷洋平、岡田陽子、山本了子
[Staff]
作・演出:沢村紀行
舞台監督:ボブ・斎藤
演出補佐:左門太平
照明:葛生英之 (日高舞台照明)
音響:松本昭 (音スタ)
宣伝美術:なないなな
舞台美術:カルロス・ベスプッチ
デザイン:hana
[Time table] 青字=観にいった回
7月22日(水) 19:00
7月23日(木) 19:00
7月24日(金) 14:00/19:00
7月25日(土) 14:00/18:00
7月26日(日) 13:00/17:00
 [上映時間:約140分]
[Ticket]
前売:3,500円
当日:3,800円
(全席指定)
[Place]
シアターグリーン BOX IN BOX THEATER
(→池袋駅 徒歩15分)
[劇団 公式サイト]
グーフィー&メリーゴーランド 公式サイト
http://www5a.biglobe.ne.jp/~gooffy/
[ストーリー]
 時は太平洋戦争末期、時代は特攻が主流の風潮の中、断固特攻作戦を拒否し、
正攻法のみで攻撃し続け、目を見張るほどの戦果を残し、敵部隊から恐れられていた部隊があった。
 海軍航空部隊、美濃部正少佐率いる芙蓉部隊がそれである。
その名は、特攻を美化する日本よりはるかに欧米で知られている。
 時代の風潮に抗いながらも、人類普遍の原則に基づき生き抜いて戦う姿勢を貫いた
誇り高き、名もない勇者達の物語。
 包み隠されていた歴史が今ここに・・・。
グーフィー&メリーゴーランド、渾身の自信作。
是非、この機会をお見逃しなく!!

(チラシ・公式サイトから引用)
[インプレッション]
素直な印象として第1に感じたのが「長い」。ということ。これは致命的。
2時間超えという物理的な時間よりも、暗転による場面転換が多すぎて、所々物語がぶつ切りにされてしまい感情移入できないまま物語が進んでいってしまうのがなにより致命的。
テレビとか映画のような映像だとこのようなシーンの切り替えは演出として有りだと思うが、このテンポを舞台でやってしまうとどうしてもつらい。
各役者の芝居や衣装、セット、音響などクオリティが高いのが逆にもったいなく感じた。
人数が多いので人間関係の絡みはあるのだが、そのほとんどのエピソードがドキュメンタリーのようになっていて、最終的には2時間越えるほど必要だったものなのか疑問になってしまう。
とにかくドラマとしてこっちまで伝わってこないのでドキュメンタリーとして見ればある意味しっかりしているとも取れる。でもそれは芝居じゃあないと思うんだ。
どこを目指していて、何を感じさせたいのかが明確に分からないとエンターテインメントではなく、それはただの物語を自動で見せてくれるだけの時間になってしまう。
評価:★★☆☆☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました