千秋楽。13日間20ステージ全ての公演が終了しました。
心残りがないようにといつも心がけているけれど、いつもなにかしらの課題が残る。
でも、悔いの残る演技は見せたくない。
[燎組] マチネ 12:30 [名]
“最後”というキーワードが嫌でもついて回る公演だったけど、変に意識しないで完成度の高いモノが見せられたと思う。
観に来てくれたお客さんもノリがよかった。
[焔組] ソワレ 17:00 [名]
いままでとはまた違うモノが出てきた。出来うる最高のものが出来たとはず。
純粋に、演技と言うよりもその場に生きれた感覚を確かめることが出来た。
非常に気持ちがいいのと、とにかく終わりたくないという気持ちがうまくリンクしていただと思う。
何より、相手の芝居に持って行かれた。一緒に芝居をしていて、背中の体温を直に感じることができたのが嬉しかった。
■ まっすぐに最後
これが最後の芝居。そう考えながら演じるようにしている。文字通り千秋楽はこの舞台の最後の演技なのだが、再演やまた何人かの同じメンバーと芝居をやる機会はいずれ訪れることもあるはず。
それでも、この瞬間に生きている桂小五郎を慕う吉田稔麿はこれっきりだと思います。
もう2度と芝居をしないのと同じ気持ち。同じ稔麿は2度と出来ないと思うし、そういう機会があってもしたくないから。
だから、この同じ板に立てることに感謝しながら決して悔いの残らないように、ボクにとってのここでの最後の演技を、まっすぐ迷うことなく踏みしめて行きました。
[猿 mashira 2009] 千秋楽
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コメント
公演お疲れ様でした。
桂さんを心から慕う気持ちが真っ直ぐに伝わってくる稔麿で、
ラストは本当にもう…。
「かがり」での「ぎんじ役」も密かに(笑)お気に入りでした♪
千秋楽の終演後
少しですがお話させて頂きありがとうございました!
入口が閉まりそうだったので言い逃げに近いかたちでしたが(^_^;)
また舞台で拝見出来るの楽しみにしてます!
>>夏奈 さん
コメントありがとうございます。
ばたばたしててブログまで手が回らずにいました。
他でも言ってたんですが、吉田稔麿の門のシーンは実は毎回微妙に違っていて、その時桂さんから感じたモノで演じていました。
なので、ある意味安定してないともいえるんですが・・・。(^_^;)
だからその時観た人が「良かった」と言ってもらえるととても嬉しいです。
裏役で出ていた銀次でも火消しをやってみたかったので、とても楽しませていただきました。
改めて、本当にありがとうございました!!