オーシャンズ12

レビュー
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ポスター

邦題:オーシャンズ12
原題:OCEAN’S TWELVE
監督:スティーブン・ソダーバーグ
製作総指揮:ブルース・バーマン、スーザン・イーキンス、ジョン・ハーディ
製作:ジェリー・ワイントローブ
脚本:ジョージ・ノルフィ
音楽:デヴィッド・ホームズ
撮影:ピーター・アンドリュース
編集:スティーヴン・ミリオン
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、ヴァンサン・カッセル
データ:2004年/アメリカ/125分 [ワーナー・ブラザーズ]
鑑賞方法:DVD
評価:★★★☆☆

[ストーリー]
3年前カジノから大金をまんまとせしめたオーシャン(ジョージ・クルーニー)とその仲間たちだったが、金を奪われたベネディクト(アンディ・ガルシア)の怒りはおさまっていなかった。「1億6,000万ドルに利子をつけて返済しなければ命はない」と迫り、オーシャンたちは金を準備するためにヨーロッパへ飛ぶ。
(シネマトゥデイ)

[インプレッション]
ようやく観ることができました。『オーシャンズ11』の続編にあたる今作も超豪華な顔ぶれはそのままに、ノリはさらに良くなっています。
スティーブン・ソダーバーグ監督らしい音楽と編集で見せる演出で、見ていてとてもテンポがいい。そしてやりとりがいちいちカッコイイ。手持ちのハンディカムで撮ったようなその場にいるような視点とやたらめったらしゃべりまくるまとまりのない面々。そしてそれをまとめるオーシャンは本当にクールです。

泥棒映画らしくひねりの利いたどんでん返しと、ストーリー展開は秀逸で、多少考えながら見ないと理解できないんですが、全然大丈夫です。細かいことは考えなくても何となくわかる作りにもなっているところはさすがエンターテインメント映画。
もうね、ポスターデザインとかBGMとか、この映画のセンス大好きです。
個人的には序盤のオーシャンズ達のやりとりが結構好きかな。あの個々全然まとまってないの最終的に同じところに落ち着く妙がたまりません。

そしてそれにちょっとついて行けてないライナス (マット・デイモン)も、ホントおいしい。マットは『ボーンシリーズ』を観ているから余計に役の落差に驚けます。
キャストの演技力がすごいのもう当たり前なんですが、ものすごい楽しんでいるのが伝わってくる芝居がいい。みんな、細かい目や表情の芝居がすごいです。
役者としてはそういう意味で見所だらけの映画でした。

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