見に来てくれる方々が満足してくれていることが最大の喜びなのは間違いないんですが、それとともに自分たちが楽しんでいることもボクの中ではとても需要なファクター。これだけは外せません。ここからそれてしまうとボクが芝居をしている意味がなくなってしまいます。サービス業じゃないんですから。
個人的にどこまで楽しめたかを、出演している舞台の基準にしているんですが、今回の『Juliet』は得るものが大きかった。まず共演者に恵まれたというのが第一にあり、ストーリーの完成度がキャストとともに共有できてそのよさを少しでもお客さんと一番近くで共有できたこと (観に来てくれた方は分かるかと思います)。
今回は顔合わせからたった1週間で本番というボクの中でも初めてのスケジュールの舞台だったのでいろんな不安が入り交じってました。
しかし、それだけに集中力もハンパじゃない。稽古の時間や台詞あわせの時間をみんな大切にしていると感じました。なにより、一定以上の段取りが見えてくるとあとは役者同士の作りかた。そういった一体感のような波長の合わせ方が、短期間だからこそできたというのもあるとは思うが、純粋に役者陣の考えかたや、ベクトルがうまくあわせられたのが大きいとおもう。
もちろん大変なことはいろいろあったが、それ以上に楽しめた舞台でありました。
【まとめ】
■ Juliet – 2007年11月17日(土)
■ [Juliet] 初日 – 2007年12月13日(木)
■ [Juliet] 2日目 – 2007年12月14日(金)
■ [Juliet] 3日目 – 2007年12月15日(土)
■ [Juliet] 4日目 – 2007年12月16日(日)
■ [Juliet] 千秋楽 – 2007年12月17日(月)
これが今回のセット。物語は終始この高校演劇部の部室で展開していきます。
もちろん高校生の姿で。大人になったりもしますが。
ディティールがとても細かく小道具なんかもいっぱい置いてあります。やっぱりこういうところ大事だよなぁ。
今回の共演者の集合写真です。みんな高校生姿で写っていると本当の高校生みたい。
ボクは高校の頃は実際に演劇部所属だったので感慨深いもんがあります。
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