地元のレンタル屋の無料券があったのでビデオを借りてきてトム・クルーズ主演の『コラテラル』を観た。
出たばっかの最新作らしい。無料で2泊も借りれちゃった。
原題:COLLATERAL
監督:マイケル・マン
製作総指揮:フランク・ダラボン、ロブ・フリード、ピーター・ジュリアーノ、チャック・ラッセル
脚本:スチュアート・ビーティー
出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、ジェイダ・ピンケット=スミス、マーク・ラファロ、ピーター・バーグ
データ:2004年/アメリカ/120分 (UIP映画)
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★★☆
ストーリー
タクシー運転手のマックス(ジェイミー・フォックス)はロサンゼルスで12年間まじめにタクシー運転手という職業をこなしていた。ある日、客として乗せた女性検事アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)との会話をするうちにささやかだが心が通じ合い、アニーはマックスに自分の名刺を渡して車を降りる。
インプレッション
この映画、トムは珍しく(?)本格的な悪役を演じていて、超一流の殺し屋の役だ。タイトルの「コラテラル」は”巻き込まれる”、”巻き添え”という意味で、ささやかな野望を持って生きていた平凡なタクシー運転手マックスが5人の殺しを依頼された殺し屋ヴィンセントを拾ってしまった事から、事件に巻き込まれて行くという内容の話だ。
何がすごいってこの映画、見やすい!! ほとんどが車内での撮影に加え、カメラワークが緊張感を引き出す役者の始点に限りなく近づけてあって、映画にしては珍しいくらい寄り(アップ)の画が多いのだ。
なのに観やすいのは、ストーリーのおかげだろう。シンプルな導入と、足にならざるを得ないタクシー運転手というわかりやすい展開でぐいぐいと引き込まれてしまう。
また、この映画はフィルムではなく全編通してデジタルカメラを用いて撮影しているので、車内、夜という光量が少ない場所でもきっちりと引き締まった画になっている。なんせ役者が、暗すぎて自分が写ってるか心配したらしい。
殺し屋トム・クルーズの演技は、決して派手さは無く、動きも「憎い」と思わせる部分などはまったく無いのだが、淡々と任務をこなしていく一流の殺し屋の姿はリアルでとても引き込まれる。
トム・クルーズの動きの端々にそのような意識が見受けられ、この映画の見易さに一役買っているのだと思う。非常にクールだ。そこは、男をかっこよく描く監督マイケル・マンの手腕なのだろう。
ストーリー、テンポ、見せ方と役者。どれをとっても非常に良くできた作品で、十分に満足感は得られた。”当たり”の部類で間違いないだろう。
しかし、話の終わり方は賛否分かれるところだと思う。個人的にはもうちょいと閉めて欲しかったかな。だが、そこでこの作品の評価が変わってしまうほどでは無いのだけれども。
コメント
この度はTRBありがとうございました。
「巻き添え」=collateral
最初はマックスが巻き込まれちゃったのか?と
素直に鑑賞していたのですが・・・段々と雲行き(?)が
マックス>ヴィンセントとなってきて
本当なら朝までにカタが付く筈だった仕事が
そうも行かなくなってしまって・・・
もしかしたらヴィンセントも“巻き添え”だたのか?
な~んて 深読みしすぎてしまいました。^^;
なかなか 見ごたえのある作品でした。
(賛否両論あるようですが…)
コチラからもTRBさせて頂きました。
135.『コラテラル~COLLATERAL~』みちゃった!(^^)!
{/kaeru_rain/}
この夏『宇宙戦争』公開が待っている♪トム・クルーズ主演作品
『コラテラル』です。
この作品も映画館で見損ねましたっ。Σ( ̄□ ̄)!!
2004年 アメリカ 本編120分
監督:マイケル・マン
(『マイアミ・バイス・パイロット版』『ラスト・オブ・モヒカン
トラックバック有難う御座いました。
コラテラルは期待しないで観たのが良かったのか?結構楽しめました。
コラテラルの訳、勉強になりました♪
【コラテラル】トムクルーズはなにやってもかっちょええ
コラテラルみました。
普通のタクシーの運ちゃん(ジェイミーフォックス)が、
殺し屋(トムクルーズ)の殺しの足代わりにされて
ロスを一晩走り回るってお話。
侍のトムクルーズもよかったですが、
クールな殺し屋のトムクルーズもよかったです。
銃の撃ちっぷり
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コラテラルは期待しないで観たのが良かったのか?結構楽しめました。
コラテラルの訳、勉強になりました♪
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